やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

さわやか親善柔道大会

※この記事を書いているのは10/9です。『がらくた少女と人喰い煙突』の宣伝に夢中で通常の更新をサボっていました。すみません。

5時50分、普通なら起きない時間にふと目が覚めて、次の瞬間部屋が揺れ始める。枕元のスマホで確認したら震度4とのこと。確かにそれくらいの揺れだなと納得して二度寝する。
6時半、再び起きる。息子も起こしてご飯と昨日の残りの肉じゃがで朝食。それから夫を起こして娘達の面倒を頼み、柔道着を持ってバイクで駅へ。息子が塾のテストの日なので、ついでに塾の前まで送る。
今日は横浜市民体育館で開催される『さわやか親善柔道大会』http://sawayaka-mama-judo.com/mom/index.phpというママさん柔道大会に出場することになっていた。出場者はお母さんが中心だが参加資格は「お母さん、または成人女性」となっていて、自分の道場からはもう一人、ママさんではなくOLさんのMさんが出ることになった。
駐輪場にバイクを停め、駅前で待ち合わせていた道場の先生の車に乗り、先生2人とMさんの4人で会場へ向かう。着いてみると、先日の大雨による洪水で茨城から参加するはずだった方達がほとんど棄権する事態となっており、参加人数が予定の半分以下になってしまったとのことだった。

閑散としていた体育館。
申し込みを済ませたあと、着替えて開会式に出る。みんなで準備運動と軽く受け身などをやってから試合開始。自分とMさんは無段の部の個人戦に出場した。
無段の部だし、出場者はお母さん中心だからそこまで強い人はいないだろう、と思っていたが、実は無段の部には一級の人も出ているのである。自分の対戦相手はまさにその一級の、しかも二十歳のピチピチの大学生で、物凄く鋭い背負い投げで一本負けした。試合で背負いで投げられたのは初めてだった。
Mさんの相手は、お母さんではあるが柔道歴3年のベテランで、健闘したものの最後は抑え込みで負けてしまった。
Mさんは柔道を始めて半年だが運動能力が自分より遥かに上で(そして自分より若い)、しかも自分より格段に真面目に稽古をしているので、すでに乱取りでは自分が投げられることの方が多いくらいになっている。自分もMさんに負けまいと以前より稽古を頑張るようになったので、こうした良いライバルの存在はありがたい。
二人とも午前中で負けてしまったので、着替えて会場の外の中華料理屋で先生に《残念賞》として上海焼きそばをご馳走になる。そして午後の試合はないし夕方からまた稽古があるので閉会式は欠席し、先生に送ってもらって帰る。
駅で降ろしてもらってバイクで15時に帰宅。柔道着を干してから、疲れ切って1時間ほど寝る。起きて洗濯物を片づけて、夕食に夫が作ってくれた酢豚を食べ、再び柔道着を持って道場へ。どうして中年の身でこんなに柔道に打ち込んでいるかというと、明日、初めての昇級審査を受けに行くのである。
子供達は「今日は友達と遊んで疲れてるから」と誰もついてこなかったので、バイクで一人で向かった。怪我をしないよう、寝技と乱取りを中心に軽めに稽古して21時過ぎに帰宅。風呂に入って『探偵ナイトスクープ』観ながらビール1本だけ飲んで、ストレッチして0時就寝。