やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

打ち合わせは続く

昨日の打ち合わせに続き、今日は先日連絡をいただいた、初めて会う編集さんと打ち合わせをすることになっていた。午前中に企画書をまとめ、待ち合わせの場所に向かう。
正直、連絡をいただいた時には「なぜこの雑誌の編集さんが自分なんかに?」と思ってしまった。自分が新人時代に恐れ多くて(というか載せてもらえる気がしなくて)持ち込みにも行けなかった雑誌なのである。本当に声をかけてもらえたことが不思議なのだが、編集者の方が自分の過去の作品を読み、原作者として企画をやらせたいと考えてくれたのだそうだ。とても光栄なことだと思う。
昼過ぎに編集さんと合流し、近くのファミレスへ。昼食にシーフードグラタンをご馳走になりながら企画書を見ていただく。
企画はサスペンスミステリーとサスペンスホラーの2本を持って行ったのだが、そのうちのサスペンスホラーの方を気に入ってもらえた。これで行きましょう、ということになるが、まだラストまでプロットを組んでいなかったので、それを年内に書き上げて送ることになる。なんだか話が進むのが早くて、ちょっと怖くなってきた。
しかし編集さんが「こういうのをやりたいんです」と言っていたサスペンスホラーは自分と完全に趣味が合っていて、この方となら良い仕事をさせてもらえそう、という気がする。途端に忙しくなってきたが、この雑誌で連載が持てたら物凄く嬉しいので、とにかく最高に嫌で怖くて面白いプロットを作らなければいけない。頑張ろう。