やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

39歳になりました

6時20分起床。晴れ。小説の模写をして朝食にマーボー丼。夫と子供を送り出したあと、思いつきで『がらくた少女と人喰い煙突』の誕生日記念セールをやることにしたので、その手続きをする。
10時過ぎ、小学校で絵本の読み聞かせのメンバーの定例会があるので出かけて行く。今後の活動について話し合い、図書室にディスプレイする冬らしい飾りをお母さん達と一緒に折り紙で作る。
定例会のあと、友達のお母さんに誘ってもらったので近くの和食ファミレスでランチ。竜田揚げ定食とドリンクバーを頼み、最近読んだ本のことや学校のこと、子供のことなど色々話す。
14時半、子供が帰る時間なのでお開きに。スーパーで買い物して、帰宅後はブログの更新をしてから某青年誌のサスペンスホラーの企画のためのプロットを書く。きりの良いところまで進めたあと、誕生日に家の中が汚いのは嫌なので片づけして掃除機をかけ、トイレの掃除と台所の掃除をする。
夕方になり、某少年誌の担当さんから電話。進行中のホラーの連載の企画で、先日2話目のネームの修正を渡していたのだが、その返事がくる。編集長から現状のネームの問題を指摘され、編集長の意見で、もしかしたら企画のコンセプト自体を変えることになるかもしれない、とのこと。すでに最終話までのプロットは編集長に通っていると聞いていたので、ここへきてそこまでの規模の方向転換になるのかと、誕生日だというのにとても暗い気持ちになる。
1話目のネームを10回以上直しており、やっとそれが通って2話目に入ったところでこうなると、今までの時間と労力は何だったんだと思えてくる。どうにか最初に決めていた流れを変えずに行けるよう、編集長に指摘された問題点を解決できたら良いのだが。
この重々しい打ち合わせの電話の間に、息子を塾に迎えに行っていた夫から電話が入っていた。走行中にバイクのライトが切れてしまったため、バイクを押して帰ってくるとのこと。本来なら19時半には誕生日ディナーを食べに行くはずだったのが、このアクシデントで20時過ぎにレストランに向かうことになり、何だか誕生日を祝う雰囲気じゃなくなってくる。
出かける時点で大人達のテンションは物凄く下がっていたものの、子供達は外食できるので楽しそうで、スパゲッティや食べ放題のパンを大喜びで食べていたので、親達もどうにか気分を建て直すことができた。自分の頼んだ生うにといくらのクリームスパゲッティとワインも美味しかった。
帰宅して風呂に入ったあと、子供達からそれぞれプレゼントをもらう。

息子は夫に手伝ってもらって作った《チョコだるま》。食べたら中にもじゃがりこが入っていて、ちょっと微妙だが、まあ美味しかった。

長女からは《洗い物券》。土日にしか使えないのが惜しい。

次女からは手作りの鉛筆立てと《りょうりおてつだいけん》をもらった。
家族からこのように祝ってもらえて、FacebookTwitterなどでも多くの方から祝福していただき、(ホラーの連載の企画のことさえ思い出さなければ)良い誕生日だったと思う。
子供達が寝たあとはビール飲みながら『探偵ナイトスクープ』など録画の番組を観て0時就寝。