やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

授業参観と二分の一成人式

6時20分起床。晴れ。小説の模写をして子供達を起こす。朝食を食べさせてから、今日は見守り旗振りの日なので旗を持って子供より早く家を出る。そして登校時間が終わるまで通学路の交差点で旗を振る。
帰宅して朝食に昨日の残りの牛丼を食べたあと、道着を洗濯してホラーの企画のシナリオの修正。現在第2話でこれが4回目の直しなのだが(第1話は10回近く直した)、今度こそ通るといいなと思う。
昼前に完成させて作画の加藤山羊に送り、昼食はインスタントラーメンで済ませる。スーパーで買い物をしてきて、そのあとは授業参観へ。
今日は他の学年の授業参観と、4年生の長女の《二分の一成人式》を同じ時間帯で行うので、兄妹の授業をそれぞれ行ったりきたりで非常に忙しかった。
まずは《二分の一成人式》の行われる体育館で、冒頭の呼びかけや合唱を聞き、合唱が2番の歌詞になったところで体育館を抜け出て校庭へ。5年生の息子が体育の授業でラグビーをしているのを見る。
たまたま相手の陣地で上手くパスが回って来た息子が、そっと地面にボールを置くような大人しいトライを決めたところまで見て、今度は2年生の次女の教室へ。次女のクラスでは子供の頃の写真を見せながらその頃の様子、そして2年生になってできるようになったことと将来の夢を発表するという内容で、順番を数えたらまだ次女の番は先のようだったので体育館に戻る。
体育館ではちょうどそれぞれの「将来の夢」のスピーチが始まったところだった。今時の子供の将来の夢は、スポーツ選手やお笑い芸人やシェフ、パティシエ、スタイリスト、フラワーコーディネーターなど、昔よりずいぶん多様になったように感じる。よくそんな職業があることを知っているな、と思う。
面白かったのは、男子の何人かが「ゲームの実況をする人になりたい」とか「ユーチューバーになりたい」と言っていたことだ。今時の小学生男子にとって、動画配信をしているお兄さん達はよほど憧れの存在らしい。最近はDSで動画を見ることができるので、うちの息子もゲーム実況動画を「こんな面白いの見つけた」と友達と紹介し合ったり、「今日は一緒にゲーム実況をしている風な感じでゲームをしよう」と《実況ごっこ》をしたりしている
ちなみに長女の将来の夢は「本屋さんか、本に関わる仕事をする人」だそうで、「本が好きだから、お客さんに自分が勧めた本を読んで楽しい気持ちになって欲しい」と自分の娘とは思えないような立派なことを言っていた。
長女の発表を聞いてから、今度は次女の教室へ。かなりギリギリだったが、何とか次女の発表には間に合った。次女は1歳の頃の写真を見せながらその時の自分の様子について「イヤイヤ」や「パチパチ」をよくしていた、という話をして、それから「2年生になって出来るようになったことは餃子が包めるようになったことです」、「将来の夢は柔道の選手です」と2年生らしい発表をしていた。
そのあと《二分の一成人式》の終わりの呼びかけや合唱を最後まで聞いて、帰りにまだ校庭で息子がラグビーをしていたのを見物して帰る。帰宅後は息子の塾の弁当を作り、『カクヨム』に新しい短編を公開する。一応コンテストに参加はしてみたものの、作品数がかなり多く、この中で一次審査を通るのは無理っぽいと感じたので、これ以降は仕事が忙しくない時にマイペースで更新しようと決めた。
帰ってきた子供達におやつを食べさせて息子を塾に送り出し、その後はセールのお礼と長文の愚痴のブログを更新して、夕飯に餃子を焼いて食べる。そして日記を書いて風呂に入ったあと、塾の終わった息子を迎えに行き、夜食に残しておいた息子の分の餃子を食べさせる。
子供達が寝たあとはビールを飲みながらミュリエル・スパークの『死を忘れるな』

死を忘れるな (白水Uブックス)

死を忘れるな (白水Uブックス)

を読んで0時就寝。