やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

一日遅れのひなまつり

6時20分起床。晴れ。子供が起きるまで小説の模写をする。朝食はご飯がなかったのでインスタントラーメンを煮て食べた。夫と子供達を送り出し、洗濯物を干してから小学校に向かう。
今日は自分も手伝いをしている絵本の読み聞かせグループのイベントで、中休みに図書室に子供達を集めて絵本の読み聞かせをすることになっていた。集まったメンバーで会場の準備とリハーサルを2回ほどしたところで、時間になったので《お話し会》が始まる。自分を含む5人の読み手のお母さん達で『おおきくなるっていうことは』を、それぞれパートを決めて掛け合いのように読んだ。

おおきくなるっていうことは (ピーマン村の絵本たち)

おおきくなるっていうことは (ピーマン村の絵本たち)

普段、教室で読む時の何倍もの人数の子供に囲まれているので緊張したが、どうにか失敗せずに役割を果たせた。自分は小学校の高学年の頃に「人前で話すと激しく声が震える」という症状が出始め、国語の朗読は地獄の時間だった(話すだけでなく歌うのも同じで、音楽の先生が気の毒がって歌のテストを放課後に一人で受けさせてくれたほどだった)のだが、思春期を過ぎて徐々にそれが治ってきて、今は「人前で話すと若干声が震える」という程度まで回復している。
イベントが終わり、後片づけと反省会をしてからスーパーに買い物に出る。昼食はスーパーの隣の和風ファミレスで焼き魚の定食を食べた。きぬさや、蓮、干し椎茸、はまぐり、ボイルエビや刺身用サーモンなどを買い、帰宅後はちらし寿司の下ごしらえを始める。
木曜日は息子が塾で帰りが遅かったため、今年は一日遅らせて今日、ひなまつりのお祝いをすることになった。椎茸を戻して甘酢レンコンを煮て、その間に人参を拍子切りにする。きぬさやを茹でてから椎茸と人参を煮て、冷ましてから薄く切る。そして錦糸卵と寿司酢を作り、はまぐりの塩抜きをする。

これで下ごしらえ完了。毎年《すし太郎》を使ってしまいたいと思いつつも、「去年も頑張ったんだから」という謎の意地によって面倒だが手作りしている。
下ごしらえを終えてデザートの準備をしてからサスペンスの企画のシナリオの直しを少し進め、そのあと子供達に手伝わせてちらし寿司を仕上げる。平行してはまぐりのお吸い物を作る。

手前の赤い皿は自分が、青い皿は子供達が盛りつけた。真ん中に何かの顔を作ったらしいがよく分からない。

夫は帰りが遅くなるとのことだったので、子供達と自分だけでひなまつりを祝う。ちらし寿司を食べてビールを飲み、風呂に入ってデザートの苺フルーチェ(牛乳の代わりに生クリームを使用)を食べてお祝い終了。
子供達が寝たあとはさらにビールを飲みながら『死を忘れるな』
死を忘れるな (白水Uブックス)

死を忘れるな (白水Uブックス)

を読んで0時就寝。