やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

母子800km旅

6時起床。晴れ。昨日のうちにまとめておいた荷物を車に積み込み、娘達を起こす。朝食に母が作ってくれた竹の子ご飯のおにぎりを食べ、7時、両親と加藤山羊親子に挨拶して実家を出発する。
息子の塾の夏期講習のため、夫と息子は先に横浜に戻っており、今回は自分一人で青森から横浜まで運転して帰ることになった。いつもなら夜に出発して夫と交代しながら運転するところだが、眠くならないよう、朝に出ることにした。
途中、マックスバリュで缶コーヒーとお土産のイギリストーストを買って、青森中央ICから高速に乗る。道も空いていて走りやすく、録音の『深夜の馬鹿力』を片耳イヤホンで聞きながら快調に進む。娘達も後ろの座席で二人でワードバスケットをしたり、たまごっち(母に買ってもらった)で遊んだりと楽しく過ごしていた。
花輪SAでガソリンを入れ、前沢SAでサンドイッチ、カレーパン、牛タンつくね串を買って昼食にする。

その後は安達太良SAでお茶やジュースを買い足し、羽生PAで最後のトイレ休憩をしたあと首都高で横浜まで一気に走る。
16時半に自宅に到着したが、塾が休みの息子も夫も留守だった。メールを見ると商店街プロレスを観に行っているとのこと。

メールに添付されていた写真。エンジョイしているようで何よりだ。

車から荷物を降ろして片づけ、少し休んでから実家に無事に着いたと電話する。それから夫にメールで頼まれて、スーパーの惣菜コーナーでトンカツを買ってくる。夫と息子は17時過ぎに帰宅。夕食はレトルトのカレーを使ったカツカレー(サラダ等の付け合わせ無し)だった。
我が家では土日の昼食と夕食は基本的に夫が用意する約束になっており、800kmの距離を一人で運転してきて夕食がレトルトのカレーだけかと悲しくなる。さらに夫があからさまに息子と自分の分だけトンカツを多くしたことで、どうして兄妹で差をつけるんだ、と青森から戻って早々エキサイティングな夫婦喧嘩に発展する。夫は息子が夏期講習を頑張ったご褒美だと言い訳したが(だったら自分の分まで多くしなくていいだろう)、自分は育児方針として兄妹間で差をつけることを何より良くないと思っているのだ。
小3次女が「私はトンカツそんなにいらないから」と仲裁に入ったことでますます悲しくなり、自分はトンカツ抜きの素カレーを黙々と食べた。その後、子供達の手前もあったのでどうにか仲直りをして、風呂に入ったあとビールを飲みながら家族で録画の『探偵ナイトスクープ』を観る。
子供達が寝たあとは録画の『アルスラーン戦記』を観ながらさらにビールを飲んで23時半就寝。