やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

神奈川県秋季柔道大会

6時に起きて弁当を作り、息子を塾に送る。そのあと地域のイベントで長女がソーラン節を踊るのを見届けてから、柔道着など荷物を揃えてバイクで県立武道館へ。
朝からバタバタと慌ただしいが、今日は3級以上が出場する柔道の秋季大会に出ることになっていた。3級以上ということで自分しか出ないので、娘達は夫と一緒にそのまま地域のイベント(わたあめをもらえたり、的当てなどのゲームができる)に参加していた。
10時半過ぎに武道館に到着。着替えて軽い昼食におにぎりを食べたあと、一緒に出場する同じ道場の中学生の女の子(先生の娘さん)と交代で打ち込みしてアップ。11時半に午後の部の開会式が始まり、そのあとは他の人達の試合を見つつ自分の出番を待つ。
自分は初段の女子の部にエントリーしたのだが、中高生を中心とした若い子のグループと大人のグループに分けて試合をすることになっていて、大人は自分の他にもう一人しかいなかった。待ち時間に話したところ、自分と同じく子供と一緒に柔道を始めたママさん柔道家だそうで、同じ初段だが、柔道のキャリアは自分よりも長いとのこと。確かに姿勢が良くて上手そうな雰囲気だった。
中高生の激しい試合を(自分があんな投げられ方したら間違いなく怪我する)とハラハラしながら見守り、そのあと、大人の試合が始まる。相手の方は自分より体重が軽く、組んでみたら力も自分の方が強かったので、とにかく技で転がされないように注意しながら、やや乱暴に(技よりも力で)背負い落としで倒す。それで有効を取って抑え込みに入り、一本勝ちとなった。

二人しか出ていない試合だが、一応勝ったので優秀賞をいただいた。
先生に報告すると、「この試合は二段を取る時にポイントになるからね」と言われ、この先、自分は二段を狙うことになるのかと恐ろしくなる。しかし目標があった方が稽古にも身が入るだろうし、何年かかるか分からないが、とにかく二段を目指してみよう。と思った。