やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

『がらくた少女と人喰い煙突』本日発売です

がらくた少女と人喰い煙突 (河出文庫)

がらくた少女と人喰い煙突 (河出文庫)

5年振りとなる矢樹純の長編ミステリー小説『がらくた少女と人喰い煙突』河出文庫)が​本日発売されました。
究極の“非”断捨離系女子である《強迫性貯蔵症》少女・楠陶子と《盗視症》探偵・桜木静流という“普通じゃない”コンビが、瀬戸内海に浮かぶ、ある特異な歴史を持つ孤島――《狗島》を舞台に、《人喰い煙突》と呼ばれる火葬場の煙突の下で見つかった首なし死体の謎を解く、という王道の本格長編ミステリーとなっております。
こちらの作品は2012年に刊行された『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』(宝島社)
Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

の続編としてKindleストアにて個人出版していた作品を改稿し、出版されることになったものです。続編ではありますが、前作を読んでない方でも問題なく楽しめる内容ですのでご安心ください。
普通に生きるのが大変な方、《孤島》や《首なし死体》にときめく方には特におすすめのミステリーですが、もちろんそうでない方でも大丈夫です。お若い方から年配の方まで、ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。どうかよろしくお願いいたします。