やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

バッドアート美術館展&吉村芳生展

今日は友達のT夫人と一日遊んだ。
https://www.kakiyasuhonten.co.jp/store/detail.php?id=40

新宿の『三尺三寸箸』で待ち合わせ、ランチビュッフェ。野菜たっぷりのおかずが何種類もあって、美味しかった。

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そのあとは水道橋に移動し、東京ドームシティのギャラリー アーモで開催中の『バッドアート美術館展』へ。

https://www.tokyo-dome.co.jp/aamo/event/MOBA2018.html

芸術の秋なので、美術館巡りをしようと、T夫人に気になる美術展がないか尋ねたら、これを提案された。

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自分の好みにあまりにもぴったりな美術展だった。アートを観ながらお腹が痛くなるという珍しい体験をした。

そのあと、東京駅に移動し、少しコーヒー飲んで休んでから、東京ステーションギャラリーの『吉村芳生 超絶技巧を超えて』を観て回る。

https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/18899

これもT夫人が見つけてくれたのだが、バッドアートとは全く違い、息が詰まるような迫力と圧力を感じる展示だった。

写真を元に、2.5mmのマス目を写真と同じ濃淡になるように斜線を引いていくという途方もない手法で描かれた作品。

同じようにマス目で区切ったやり方で、色鉛筆で描かれた鮮やかで壮大な花の絵。365日分の新聞紙に描かれた自画像など、「この人でなければ描けない」という作品ばかりだった。とても価値のあるものを観た、と感じた。

観るのにエネルギーを使ったのか、出る頃にはかなりお腹が空いていた。
新宿に移動し、ハルチカのLad’s Diningでエビとカマンベールチーズのアヒージョ、枝豆のペペロンチーノなどをつまみに、ヒューガルデンやグースアイランドという美味しいビールを飲む。
仕事のことや旅行のこと、読んだ本のことなど、22時過ぎまでたくさん話し、帰宅したのは午前0時頃だった。大変楽しく充実した一日だった。