やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

たのしいひなまつり


夫の母が作ってくれた木目込み細工のひな人形を毎年飾っている。
きょうはひなまつりだった。午前中は長女の中学校の制服を注文しに学生服専門店へ。開店と同時に着いたのに、店の前には20組近い親子の行列ができていた。1時間半かかって無事採寸をしてもらい、注文を終えて出る。
長女とバーミヤンで昼食を済ませ、スーパーでひなまつり用の食材の買い出しをして帰宅。その後、2時間半台所に立ちっぱなしで、ちらし寿司の下ごしらえをする。

《ちらし寿司の素》を使えば楽なのは分かっているのだが、もしそれを使って「こっちの方が美味しい」と言われたら今までの苦労はなんだったのかと悲しくなりそうなので、意地と根性で手作りを貫いている。

こちらはフルーチェのレシピの牛乳を生クリームに変えただけのデザート。簡単で安上がりなのに美味しいので、これも毎年作っている。

高くて3個しか買えなかった国産はまぐり。単行本に重版がかかるなどしていれば、思い切って家族分買えたのだが。
準備を終えたあとはソファーで本を読んで休憩。18時、ご飯が炊けたのですし酢と具を混ぜ、娘達に盛り付けを頼む。

右の赤い皿を長女が、左の青い皿を次女が担当した。長女のコンセプトは「モヒカンの人の顔」、次女のコンセプトは「ハートえび」だそうだ。
手作りのちらし寿司は、美味しいとたくさん食べてもらえた。いちごのデザートも好評だった。主婦湿疹を発症し、右肘の靭帯を痛めながらも頑張った苦労が報われて良かった。