やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

立川柔道大会

毎年、3月に東京の立川で開催される柔道大会があり、子供達が出場している。東京の道場はレベルが高く、また試合が男女混合で行われることもあって、娘達は毎回、一回戦負けという結果に終わっていた。
しかし今年、次女は一回戦で、試合開始からすぐに仕掛けた大外刈りで見事に一本勝ち。

次の試合では大きい子と当たって抑え込まれて負けてしまったが、それでもベスト8に入った。
6年生の長女は、今年が小学生最後の試合だった。長女は中学に上がっても柔道を続けたいということで、学区外の柔道部のある中学校に越境入学することが決まっている。
長女は自分に似ず、華奢な体型で力もあまり強くないので、試合で勝てないことが多かったのだが、中学で柔道を続けると決めてからは、稽古の時も力の強い男子を相手に積極的に技をかけ、また、なるべく倒されないようにする努力を続けてきた。そのおかげか、徐々に力もつき、相手が出した技を上手くさばく技術もついてきた。
一回戦、長女は小柄だが動きが良く、力も強い男子と当たった。試合中盤で大外刈りで技有りを取られたが、そのあと攻め続けて大外刈りで技有りを取り返し、最後は旗判定で優勢勝ちした。

二回戦は同じような体格の女子を相手に3回も大外刈りで技有りを取り、抑え込んで一本勝ち。

三回戦では強い男子に当たって技有りを取られて負けてしまったが、それでもすぐには倒されず、最後まで戦って判定まで持っていった。
長女は試合で二勝したのは初めてで、次女と同じくベスト8に入ることができた。これまで娘達が男子を相手に稽古を頑張っているのを見てきたので、親としても本当に嬉しかった。
息子も先日の学年末考査では、2週間前からコツコツ勉強して、これまでで一番良い成績を取った。努力することは必ず結果に繋がると、子供達の姿から改めて学んだ。
自分も、さらに良い作品を作り出せるように、また、柔道の試合で女子中学生に勝てるように、努力を続けていこうと思う。