やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

長女、卒業しました

今日は長女の卒業証書授与式だった。昨年の息子の卒業式では、袴の女子は学年全体で3人だけだったのだが、今年は長女が「私の友達はみんな袴だから袴にしたい」と言うので、半信半疑で袴をレンタルした。
美容院に着付けを頼むと朝が慌ただしいので、自分が着付け教室に参加して着付けを習った。朝5時半に起きて朝食の準備をし、長女を起こして朝食をとらせてから髪を編み込みしたりお団子にしたりと苦労して結い、着付けをする。

緩まないように紐や帯を締めるのがなかなかの力仕事で、先月怪我した右肘の痛みがぶり返してしまったが、どうにかきちんと着付けすることができた。
あいにくの雨の中、傘を差した長女を送り出したあと、慌てて自分も朝食をとり、洗濯物を家の中に干して身支度をする。そして休みを取った夫とともに小学校に向かう。


行ってみたら女子の7割以上が袴姿で、とても華やかな卒業式だった。卒業証書授与、卒業の歌の合唱、恒例の《門出の言葉》のあと、式を終えた卒業生たちを校門まで見送る。そしてそのあとを急いで追いかけ、家の鍵を開ける(長女に鍵を持たせていないので)
夜は柔道の同好会の人達と子連れで食事会をすることになっていたので、そこで長女も含め、卒業、卒園した子たちのお祝いをした。自分は気が回らなくて手ぶらで行ってしまったのだが、他のお母さん方から卒業のプレゼントや花をいただき、長女はとても喜んでいた。
この春から中学生になる長女は、柔道と中学で習う英語、そして新しい友達ができることを楽しみにしているそうだ。長女が充実した中学校生活を送れるよう、親としても応援していきたい。