やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

頑張る長女とお寿司と酷い映画と

7時に起きてごみを捨てる。家に戻ると、ちょうどランニングを終えた長女が帰ってきた。

昨日、中学校体育大会が中止になったというニュースが流れた。毎年、夏に運動部の中学生達が市大会、県大会を勝ち抜いて目指す全国大会が中止になったのだ。

ということは、現在も部活の再開に向けて毎日トレーニングを頑張っている中3の長女の引退試合がなくなる。
難しいかもしれないと分かっていても、それだけは嫌だと思っていたことが現実になってしまった。

大会が中止になったことを伝えに行った時、長女は午後のトレーニングをしているところだった。顧問の先生が部員の人数分のトレーニングチューブを用意して、メニューを作ってくれたのだ。
長女には、大会は中止だけれど別の試合は出られるかもしれないし、柔道は続けていればまた必ず出来る、という励まし方をした。
あと、日本中の部活を頑張る中学生が同じように残念がっているだろうとも伝えた。
長女は、いずれ部活が再開された時に弱くなっていたら嫌だから、今後も自主トレを頑張ると言った。そして今朝も日課のランニングに出かけた。

昨日はこのニュースで大分凹んだのだが、大会が中止になってもこれまでどおりトレーニングを続ける娘の姿に、親が落ち込んでる場合じゃない、と、色々頑張る気力が湧いてきた。

朝食と洗濯のあと、汚れが気になってきた台所のごみ箱を家の前でホースで水かけて中性洗剤で洗い、ベランダで乾かす。
昨日の分の日記とメルマガを書き、それから仕事。短編ミステリー「裂けた繭」の改稿を昼までやる。

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昼食はカレーライスの残りに目玉焼きを乗せて食べた。午後は読書をしたりGANMA!で連載中の闘病ギャグエッセイ漫画『腸よ鼻よ』を読んだり、『逆転裁判6』や『どうぶつの森 ポケットキャンプ』で遊んだりとのんびり過ごす。

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夕食は持ち帰りのお寿司にして、夕方からニンテンドーSwitchで家族でカラオケをした。子供達も久々に歌えて楽しそうだった。

夜はAmazonプライムビデオで映画。『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』を観た。

 「筋肉バカ達が犯罪を企てるコメディ映画」という概要しか知らずに観たのだが、タイトルとその概要から想像していた内容と全然違って震えた。
最初に「これは実話だ」という説明があるのだが、まさかこの展開は実話じゃなく盛ってるよね?と思っていたら、本当に実話なのだ。

途中、《爆発する車を背に立ち去る主人公達》というアクション映画でよくあるかっこいい(はずの)シーンが出てくるが、そこで最低な気分にさせてくれる凄い映画だった。
自分は面白いと思って観たが、好みが分かれそうだし、落ち込んでいる時に観ると人間と筋トレが嫌いになりそうだ。
映画のあとはベッドで本を読み、0時就寝。

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