やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

再校赤入れ中

5時20分に起きて弁当を作り、子供達を起こして今日のスケジュールを立ててからコミックDAYSの作者コメントを考えて送信。メルマガを書いて洗濯、朝食のあと仕事を始める。

今日も秋に発売のミステリー短編集の再校赤入れをひたすら頑張る。2話目の前半、かなり考えなければいけない箇所があり、時間がかかってしまった。

昨日部活があったので娘達の柔道着も洗濯したのだが、雨がぱらついてきたので慌てて取り込む。その後、30分ほどで雨が止んで晴れたのでまた外に干したのだが、買い物して帰ってきて昼食のカップ麺を食べ終わったところで空が暗くなり、土砂降りになった。再び大急ぎで重たい柔道着を取り込む。疲れた。

日曜日に新しい冷蔵庫を配送してもらうことになっているのだが、うちは台所が二階にあるので階段を通りやすいように手すりを外すなど、今から準備を進める。筋トレしてメールの返信をしたあと、妹の加藤山羊と電話で近況を少し話してから仕事に戻る。

夕方まで、延々赤入れを進める。ずっと2話目をやっていたのだが、これが短編集の中で一番枚数が多く、しかも編集さんと校閲さんによって結構な量の疑問点が書き込まれているので時間がかかる。
語句の修正だけでなく、新しい表現を考えなければいけない部分もあり、今日は109ページまで進んだところで時間切れになった。

全部で290ページあるので、このペースだと土日返上でやらないと締切に間に合わない。今日は家事に時間を取られてしまったのもあるが、明日以降、もっとスピードを上げなくては。

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夕食はカレーの残りを温めて食べる。子供達の分にはスーパーの惣菜のメンチカツをトッピングした。
食後は日記を書いて帳簿をつけたあと、編集さんと校閲さんに小説が下手なところをたくさん指摘されて落ち込んできたので、日本推理作家協会賞の「夫の骨」の選評を読み返してみた。

最初に読んだ時には舞い上がっていて気づかなかったが、物語の骨組みの部分の他に、自分の筆致について褒めてくださっている先生が多かった。「なるべくかっこいい文章を」と思って書いているだけなのだが、もしかしたらこれも自分の武器なのかもしれない。

漫画原作をずっとやってきて、自分はストーリーを考えるのが得意なのだと思っていたが、いい文章を書く力をつけていけば、もうちょっと作家としての人気が出るだろうか。
頑張りすぎても背伸びした感じになってしまうので難しいのだが、ほどほどに頑張ってみよう。

その後、『時鐘館の殺人』、『鬼』(表題作が怖かった)を1話ずつ読み、『怖い間取り2』を読み終わったので新しい怪談本を少し読んで23時就寝。 

時鐘館の殺人 (中公文庫)

時鐘館の殺人 (中公文庫)

 
鬼 (集英社文庫)

鬼 (集英社文庫)

  • 作者:今邑 彩
  • 発売日: 2011/02/18
  • メディア: 文庫
 
事故物件怪談 恐い間取り2

事故物件怪談 恐い間取り2

 

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