やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

かまいたちの仕業か

朝、洗濯物を干していたら息子のトレーナーに血のようなものが付いている。「血は普通に洗濯しても落ちないなあ」などと考えながら牛人間のシャツを干そうとすると、それにも鮮血が付いている。ここでようやく自分の指から血が出ていることに気付いた。気付くまで全く痛みを感じなかったのだが、気付いた途端痛くなってきた。いつ切ったのかも分からない。絆創膏を貼ってからトレーナーとシャツを洗い直したので外出するのが遅くなってしまった。
公園に行くが、寒いせいか子供連れの姿はない。浮浪者っぽい老人がいて、長女にキーホルダーが10個くらいついた鍵をおもちゃとして貸してくれた。しばらくして浮浪者は公園の隅で立小便をしてどこかへ行ってしまい、入れ違いにサリーを着たインド人らしきお母さんがうちと同年代の兄妹を連れてやってきた。
インド人らしきお母さんはいつも買い物しているスーパーで何度か見掛けていたのだが今日初めて話をした。子供は4人いるそうだ。日本語が上手で、自分よりも語彙が豊富で、話す内容が非常に知的な人だった。子育てについて、色々とためになることを教えてもらう。今後、仲良くして貰えるといいのだが。