やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

娘、歩き出す

寝坊。8時半起床。晴れ。牛人間に「寝室がうんこ臭いんだけど」と言われる。自分はあまり鼻が利かないので気付かなかったが、部屋にうんこが落ちていては一大事なので布団やベッドの下を全てチェックする。結果、うんこは無かったがうんこの匂いが付いた娘のパジャマのズボンが見つかった。
朝食はレーズンパンとバナナと牛乳。洗濯してから息子を耳鼻科に連れて行く。今日も大変混んでいて診察が終わるまで2時間掛かった。待っている間、診察室でお菓子を食べている子がいて親切にもうちの息子に1個分けてくれたのだが、その後息子が意地汚くその子のお菓子に手を伸ばして止めさせると泣くので診察室の隅に隔離する。
診察の結果、症状は大分治まっているとのこと。薬を減らしてもう1週間様子を見ると言われた。終わった時には12時だったので近くの薬局でとりあえずいちご牛乳と蒸しパンを買って子供達に与える。それから古本屋へ向かい、『弁護士のくず』の3巻と『イリヤッド』を買う。
そこから駅前まで歩いてマックで昼食。グラタンコロッケバーガーを食べた。近くの総合スーパーの子供の遊び場で子供達を遊ばせて、食品売場で塩鮭とほうれん草とマカロニ買って帰る。
3時帰宅。帰り道で寝てしまった子供達を起こし、おやつに蒸しパンの残りとリンゴジュース。それから『弁護士のくず』読んで掃除して夕食に鮭とほうれん草とシメジのマカロニグラタンを作って食べ、7時半に風呂。風呂上がり、娘が3歩歩き、10秒くらい立ったまま静止し、それからいきなり7歩歩いた。牛人間に電話で報告すると、「早く帰るから寝せないで欲しい。歩くところが見たい」とのこと。9時過ぎまで子供を起こして待つ。
牛人間が帰ってくる頃には娘は調子良く10歩以上歩くまでになっており、週末に出る結婚式で貸衣装屋に「娘の分の靴は必要ない」と言ってあったのだが、借りた方が良いような気がしてきたので実家に電話する。その電話の最中、息子が壁にかけてあったロフトのはしごをよじ登って一番上からロフトの手すりに手を伸ばしてロフトの単独登頂に成功。2メートル以上の高さのロフトに2歳児が一人でいるという状況を見ても牛人間が何の対処もせず座ってグラタンを食っていたので何とかしろと怒鳴ったら、その声が電話の向こうに当然丸聞こえだったために電話の相手の野良ヤギに「夫婦仲良くね」と心配される。
電話のあと、娘が歩くところをビデオ撮影し、更に靴を履いて歩く練習をさせる。その間息子は少し寂しそうにしていたので牛人間が一緒に風呂に入れてやった(2回目)。自分は娘を寝かし付ける。
その後、息子がロフトのはしごを登れないようにはしごに障害物をつけるなどの検討をしてから二人で息子を寝かし付ける。息子が両親に挟まれて寝ることは珍しいので喜び、何でか知らないが自分と牛人間に交互に何度も「ちゅー」と言いながらキスをしてきた。
息子が寝たあと、自分はネットと日記書き。牛人間は『弁護士のくず』を読んで1時頃寝た。自分は2時就寝。