やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

(※出産編)入院1日目

昨晩は大体2〜3時間おきに授乳。今朝は6時に起きて授乳して、7時半に朝食。クロワッサン、ハムとキャベツの炒めもの、大根サラダ、グレープフルーツ、牛乳。そのあと医者が回診に来る。
子宮の収縮は良い感じとのこと。後陣痛はどうかと聞かれ、かなり痛いと答えておく。後陣痛とは出産が終わったあとに子宮が収縮していく時の痛みで、これは初産婦より経産婦の方が、そして2人目のお産より3人目のお産の方が痛みが強いのだ。3人生んだ経験者に「下手すると陣痛より痛いから覚悟しとけ」と言われていて覚悟はしていたが、これは本気で痛い。特におっぱいを吸わせている時に激しく収縮するらしく、処方された痛み止めを飲んではいたのだが相当辛かった。
午前中、夫と両親と子供達が見舞いに来た。娘は今日は熱も上がらず、食欲も出てきたそうだ。子供達に赤ちゃんを見せる。息子はあまり関心を示さず電動ベッドを操作することに夢中だった。逆に娘は興味津々で、力の加減も出来ないくせに「赤ちゃんかわいいねー」と頭をなでようとしたり抱っこしようとしたりで怖かった。
家族が帰ったあとは昼食に焼きうどんとサラダと吸い物。そのあと昼寝。昼寝から起きて本を読む。時々授乳もする。4時半、遠方から新幹線で夫の両親が来てくれた。しかしタイミングの悪いことに赤ちゃんはちょうどお腹を空かせて泣きだしたところで機嫌が悪く、何だか申し訳なかった。夫の両親はこれから旅館にチェックインするそうで、20分くらいで帰って行った。今日はその旅館で私の両親も一緒にみんなで食事会をするとのこと。
6時に夕食。カレイの唐揚げの野菜あんかけ、ごぼうと牛肉の炒め煮などを食べた。それから赤ちゃんをナースステーションで預って貰ってシャワーを浴びてくる。預けられた恨みなのか、赤ちゃんはその後オムツを替えておっぱいも飲ませたというのに寝てくれず、抱いて揺すっていると大人しいがベビーベッドに下ろすと泣く、というのが1時間近く続いた。体重3kgとは言っても長時間抱くのは疲れるものだ。
赤ちゃんが寝たあとは読書。昨日の陣痛開始から読み始めた『女王国の城』を読み終わり、10時半に寝た。今夜も2〜3時間おきに授乳。昼寝もしているのでそんなに大変ではない。