やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

どんな修行を積めばああいう人になれるのか

7時20分起床。曇り。寒い。朝食はトースト、トマトポタージュ(「インスタント」ってわざわざ書くのを今日からやめますが、いつもインスタントです)、りんご、ミルクコーヒー。洗濯をする。
今日は息子が土曜日に登園した代休で、長女が幼稚園の慣らし保育の日なので、みんなで幼稚園に行くことになった。この日はお弁当が必要だったので、自分と子供3人の分を作る。長女にお弁当を作るのは初めてなので、ご飯の部分に海苔で顔を作ってやったりと手の込んだことをしていたら遅刻ギリギリになってしまった。
カバンに弁当詰めて荷物持って子供達に靴を履かせ、慌てて次女のベビーカーを出していたら、次女が玄関のポーチを自分で下りようとして、固い石の階段で転んで泣く。おでこを擦りむいていたが、血が出るほどではないし、抱っこしたら泣き止んだのでそのまま幼稚園に向かうと、他のお母さんに「どうしたの!? それ?」と指差された。次女のおでこが、物凄いタンコブになっていたのだ。
先生達も「病院に行った方がいいかも」と大騒ぎになり、結局、ベテランの先生が「傷が開いているわけではないなら、とりあえず冷やして様子を見ましょう」と次女のおでこに保冷剤を挟んだガーゼを貼ってくれて、慣らし保育に参加出来ることになった。
教室で手遊びしたあと、園庭で子供達を遊ばせる。長女と次女はご機嫌で遊んでいたのだが、“普段と違う状況”にストレスを感じるタイプである息子はこの辺りからイライラし始め、「小さい子がたくさんいるからおもちゃを使えない」とか、ブツブツ文句を言い始めた。そしてそのイライラは、お弁当の時間に爆発した。先生が「○○組(←慣らし保育のクラスの名前)のみなさん、お弁当を食べましょう」と未就園児達に呼び掛けたところ、「僕は○○組じゃないからお弁当食べない!」と大泣きして、勢い余って机の上にあったお弁当を叩き落としたのである。
作ったお弁当を床にひっくり返されるというのは、なかなか精神的にダメージを受けるものだ。しかし泣いている息子をなだめなくてはならないし、長女は自分で弁当を食べないので食べさせてやらなくてはならないし、次女は自分で弁当を食べられないのに果敢に食べようとするのでそれを制止しながら食べさせてやらなくてはならない。傷付いている場合ではない。
ありがたいことに、先生が床に転がったお弁当を手早く拾ってくれて、床に落ちなかった分のご飯やおかずをきれいに詰め直してくれた。そして一緒のテーブルのお母さん達は、長女に食べさせるのを手伝ってくれたり、「そのシリコンのおかずカップ、使い心地どう?」とか、普通に色々と話し掛けてくれた。おかげでお弁当の時間を子供の世話ばかりで過ごすのではなく、食べながら会話を楽しむことが出来た。食べ終わると隣のお母さんはうちの長女のお弁当箱をさっさと片付けてくれて、向かいのお母さんは「うちも3人兄弟なのよ〜。今が一番大変な時よね。でも、もうちょっとで楽になるわよ〜」と励ましてくれた。自分の周りの“先生”や“お母さん”は、どうしてこんなに「優しくて出来る女性」なのだろう。
お弁当のあとは、帰りの会をして帰る。スーパーと八百屋に寄って買い物もした。帰り道、弁当をひっくり返した息子に「お弁当ひっくり返しちゃってごめんね」と神妙な顔で謝られた。
帰宅後は日記を書いてブログの更新をする。そのあとネット。夕方、夕食の支度をしているところに野良ヤギから電話。ネームにOKが出たとのこと。今後のスケジュールを話し合うついでに、今日の幼稚園での出来事を愚痴らせて貰う。
18時夕食。ミートソーススパゲティとキャベツ・キュウリ・ツナのサラダ。食後は部屋を片付けて掃除機をかける。風呂は、次女が頭を打っているので休みにした。牛人間の帰りが早ければ、次女を見て貰って上の子達だけ入れることも出来たのだが。
子供を寝かし付けたあとはWiiFit。今日は育児ストレスが溜まっていそうなので、筋トレを3種類やったりと、意識して体を疲れさせる。22時前に牛人間が帰宅。牛人間に今日のことを話し、それから日記書いてネットして、0時に寝室に行ってベッドで資料本を読んで、0時半、眠くなったので寝る。今読んでいる資料本、読むと15分で眠くなるのでなかなか読み終わらない。