やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

一酸化炭素とアルコール

昨晩は21時半に横浜の自宅を出発し、環状7号で埼玉まで行って岩槻から高速に乗って青森に向かった。牛人間と交代で寝ながらだったのであまり辛くはなかった。朝6時前くらいに岩手県の水沢で事故による通行止めがあり、強制的に高速を下ろされたので次の北上ICから乗り直す。こういう場合高速料金はどうなるんだろう。
紫波SAで朝食にポテトサラダのサンドイッチ(残り物のポテトサラダで作った)とおにぎりとバナナと鶏唐揚げやカレーコロッケを食べ、満腹で眠くなりながら残り300km程度を走る。青森のICを降りたのは10時過ぎ。そこから夏泊のキャンプ場に向かう。自分の両親と親戚(総勢20人以上。子供は中学生が4人、小学生2人、幼児4人)が集まって毎年行っている家族キャンプに参加するのだ。
キャンプ場に着いたのが12時ちょうど。見るといつも以上に参加メンバーが多い。キャンプ場に向かう途中のコンビニで友人一家と会い、偶然その人達も同じ場所でキャンプをしに行くところだというので合流したのだそうだ。昼食に朝食の残りを食べたあと、ビニールプールにお湯を入れて子供達を遊ばせる。晴れてはいるが“やませ”と呼ばれる強い北風が吹いていて、小さい子は海には入れなかった(中学生男子達は平気で潜りに行って2時間近く帰って来なかった)。
夕方から炭をおこして肉やホタテやトウモロコシを焼きつつビールを飲み始める。子供達はカレーや豚汁も食べ、日中遊びまくったおかげで8時半にテントに連れて行ったら速攻で寝た。子供達を寝せたあとは更に鶏せせり肉などを焼きつつ飲む。久しぶりに会う親戚や幼馴染(父の友人の子供)と話せて楽しかった。
夜になって雨が降り出し、みんなタープの下に集まって飲んでいたのだが、それが22時過ぎに本気で豪雨になり、タープの中に雨がガンガン吹き込んで来るので場所を屋根と壁のある炊事場に移して飲むことになった。みんな雨で濡れたのでバーベキュー用のコンロを使って焚き火をしたのだが、木が濡れていたせいか凄い煙で目も開けていられず、タオルで鼻と口を覆いながら飲んだ。みんなどうしてここまでして酒を飲むのだろう。
メンバーの中に本職の大工さんがいたのだが、その大工さんが焚き火用に鉈で薪を割ってくれて、それを見た酔っぱらいの60代男性達(自分の父を含む)が「わさもやらせろ(私にもやらせなさい)」と順番に鉈で薪を割ろうとし、それぞれの妻に「指無ぐなるはんでやめろ!!(指が無くなるからやめなさい!!)」と怒鳴られていた。0時まで飲んで自分は眠くなって先に寝たが、牛人間を含む他のメンバーは1時くらいまで飲んでいたらしい。