やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

8/15のこと

7時起床。晴れ。朝食は昨晩食べようと思って解凍したまま忘れていた鶏のせせり肉を焼いて食べる。洗濯したあとは子供達に邪魔されながら校正の試験(秋から新しい媒体を扱うことになったため社内試験のようなものを受けるのだ。これに合格すると仕事を回して貰える)の準備をする。
途中昼食(きつねうどん)を挟みつつ、昼前から試験問題を解いていく。思っていたよりは難しかった。1個の問題につき必ず6個の間違いがあって、それらを全て正確に指摘しなければならないのだが、数が決まっているせいで1つ間違って指摘すると他の箇所を指摘し損なう危険があるのだ。8割正解で合格とのことだが、自信のある解答はギリギリ8割に満たない。まあ運が良ければ合格するだろう。
ある程度気が済むまで問題を解き、あとでもう一度見直すことにして16時くらいに一旦切り上げる。子供達は試験の邪魔にならないように牛人間が車でショッピングセンターに連れ出してくれていたので、一人でバイクで出掛けることにした。久しぶりに映画が観たかったのでレンタルビデオ屋に行く。
財布と一緒にレンタルの会員証も免許証も保険証も失くしてしまい、店に電話して「住民票でもカードの再発行は出来ますか?」と確認したところ、OKとのことだった。それでレンタルビデオ屋のカウンターで住民票を出して再発行を頼んだら「それは身分証ではないので再発行は出来ません」と(電話を受けた人ではないらしい)店員に冷たく言われる。財布と一緒に全ての身分証を失くした人間など、この社会では一番下のカーストなのだ。きっと。
「さっき電話したら大丈夫って言われたし、財布と一緒に保険証も免許証も全部落としちゃったので無いんです」と店員の目を見ずにぼそぼそ食い下がったら、「では今回だけですよ」と再発行して貰えた。山城新伍が死んだ今、重い映画や悲しい映画は一切観れそうにないのでコメディやアクションばかりを4本借りる。
帰りに薬局に寄ってそこのポイントカードも失くしたので作り直し、それから免許証の再交付用に証明写真も撮る。帰り道は夕焼けが綺麗だったせいでふと山城新伍のことを思い出してしまい、視界がぼやけて運転が危なかった。帰宅したのが17時半。牛人間達はまだ帰っていなかったので部屋を片付けて掃除機をかける。ぼんやりしていると悲しくなるのでなるべく色んなことをしていよう。
牛人間と子供達は18時帰宅。夕食はつけ麺にした。具は小松菜のガーリックソテーとハムとネギ。何か有名な店のやつだったみたいで美味かった。食後は子供達を風呂に入れて寝かし付けて、借りてきた『愛の伝道師 ラブ・グル』

愛の伝道師 ラブ・グル [DVD]

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を牛人間と観る。マイク・マイヤーズが始終楽しそうに笑っていたので、自分も何も考えずただ笑って観ていた。何も考えていないのでレビューも書けないが、山城新伍が死んだ時には最適な映画だと思う。映画観ながら鶏のチリソース炒め(牛人間が作った)をつまみにビールを結構飲んだせいで眠くなり、今日は映画が終わってすぐ、0時前には寝てしまった。