やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

貧しき者は飲み過ぎる

8時起床。晴れ。朝食のあと、洗濯や片付けなど済ませて子供達の身支度をして自分も出掛けるを準備をして、牛人間に車で送って貰って青葉台へ。新しい担当さんと打ち合わせのため、待ち合わせ場所のファミレスに入る。
10分くらい早く着いたので先に入って待っていたのだが、担当さんも同じくらい早く着いて待っていたそうで(そんなに早く来ると思っていなくて探すこともしなかった)、衝立を挟んで隣り合った席でそのまま15分近くお互いを待っていた。担当さんから携帯に電話が来てやっと気付いて席を移動する。
昼食に魚介のトマトクリームスパゲティをご馳走になりつつ、自分が考えて来たネームの直しに意見を貰って更に直していく。自分はこれまで絵になった時のことを考えず、1コマの中に2つの動きを入れた(「主人公が○○して、相手が驚く」というように)場面を使うことが多かったのだが、そこを担当さんに指摘され、コマを分けるようにしていったら凄くゴチャゴチャが軽減されて読みやすくなった。他にも色々と画面が見やすく面白くなる技術を教えて頂き、大変勉強になった。
3時間くらい掛かって全体を通した直し方が決まり(読みやすくなった上にエピソードを1個も削らずに2ページも減って驚いた)、担当さんと別れたあと、野良ヤギに打ち合わせの結果を電話で報告。明日中に直したシナリオを送ることになった。
そのあと、ブックファーストで漫画本を買ってから駅ビルの喫茶店に入ってシナリオの細かい直しを考えるが、隣の席で「最近までドイツで暮らしていたんです」というブランド物らしい高そうなバッグを膝に置いた身なりの良い女性が中年男と若い男の2人から「800万円を預けて頂ければ1日5000円があなたの口座に振り込まれます」という説明を受けていて、その会話の内容が気になって全くシナリオに集中出来なかったので駅の外に出てベンチに座って仕事をした。
外はもう寒かったが、ハロウィンなので魔女やお姫様や妖精のコスプレをした子供がゾロゾロ歩いており、その子供達は大体が鼻水を垂らしていた。どう見ても薄着だもんなあ。自分も寒くなって来たので長津田駅まで移動して駅構内の休憩スペースで残りの作業をして、そのあとは今日買った『カラスヤサトシ』4巻

カラスヤサトシ(4) (アフタヌーンKC)

カラスヤサトシ(4) (アフタヌーンKC)

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18時半、最寄駅まで戻って駅前の居酒屋へ。今日は幼稚園のバザーの委員達で打ち上げをすることになっていた。メンバーの半分は子供がインフルエンザで欠席になってしまったが、少人数でも楽しい飲みだった。しかし飲み放題のコースだったために、やっぱり「ちょっとでも多く飲まないと損」という貧乏人の心理が働き、前回以上に飲み過ぎてしまう。2次会と合わせてビールを6杯くらい飲み、良い気分で帰宅したあと家でも牛人間とビールを2缶飲んで『博士の異常な鼎談』(苫米地先生の回)を観て、先生の言ってる意味が全く分からないまま1時就寝。