やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

病み上がりの新宿

インフルエンザの出席停止期間である発症後5日解熱後2日を経過したので、今日は以前からの約束で友達のT夫人と新宿に映画を観に行った。
シネマカリテで待ち合わせ、先にチケットを買ってからキリンシティで昼食。ランチビールを頼んで菜花とトマトのガーリックソテー、あか牛バラソテー、ピザなど食べつつ仕事のことや子供のこと、インフルエンザの恐怖について語る。
食べ終わって散歩がてら少しIngressしてからシネマカリテに戻る。前から気になっていた『ビッグ・アイズ』を観た。

自分が描いた作品を夫が描いたってことにされたら、もっと反発するような、と言うかそもそもそんなこと絶対に認めないと思うのだが、そんなふうに夫に逆らえない時代だったのだろうか。気の毒すぎる。しかし夫のキャラは気持ち悪くて大変良かった。
病み上がりだからか、暗いところでスクリーンを注視していたら頭が痛くなり、ロキソニンを飲んでカフェで一休みする。映画の感想や先日T夫人に勧められて読んだ『その女アレックス』の感想、

その女アレックス (文春文庫)

その女アレックス (文春文庫)

背の低い男への偏愛についてしばらく話し合ったあと本屋へ。T夫人お勧めの『バン、バン! はい死んだ』を買う。
バン、バン! はい死んだ: ミュリエル・スパーク傑作短篇集

バン、バン! はい死んだ: ミュリエル・スパーク傑作短篇集

夕食はいつものように駅の中のハルチカへ。オリーブ+オリーブでビールとワインを飲みながら「普通の(ミステリー以外の)エンタテインメント小説というのはどうやって書いたらいいのか」という相談をしていた。「漫画原作はミステリー以外も書けるんだから、そっち用のネタで小説を書いちゃえば」とアドバイスされ、なるほどと思う。今動いてない企画やボツになった企画など色々ストックはあるので、時間を見つけて小説として書いてみよう。
今日は体調を考え、早めにお開きにする。21時半、お礼を言って駅で別れ、22時半帰宅。

帰り道、夫からボラの画像が添付されたメールが届いた。

翌日刺身で食べたが物凄く美味かった。