やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

ヤングマガジンで新連載『バカレイドッグス』スタート


本日発売のヤングマガジン44号より、矢樹純原作のメディカルピカレスクロマン『バカレイドッグス』が巻頭カラーでスタートしました。
作画は青木優さん、構成は津覇圭一さん、医療監修は茨木保先生です。
天才的闇医者・犬童辰次(いぬどうたつじ)と闇保険屋・犬童亥三(いぬどういぞう)の素敵な兄弟と、父親の借金の形にヤクザに拉致された気の毒な看護師・雪野鈴(ゆきのりん)の裏社会での活躍を描く闇医者漫画です。
紙媒体での週刊連載も、医療漫画も、加藤山羊以外の漫画家さんとのお仕事も、自分にとっては何もかもが初めての作品です。ですが、そんなことにはまったく不安は感じません。なぜならこの作品、メチャメチャ面白くてカッコイイからです。
自分は常に自分の作品が最高に面白いと思っているタイプのちょっとヤバイ漫画原作者ですが、『バカレイドッグス』に関しては「誰がどう読んでも絶対に面白くてカッコイイ」という、これまでにないほどの自信があります。それは一緒に作品を作り上げてくださる青木優さん、津覇圭一さんの絵と構成のクオリティが半端なく高く、優秀な担当編集さんが自分の甘いプロットに的確なダメ出しをしてくれて、さらに医療監修の茨木保先生に素人考えで書いたシナリオの医療シーンをしっかりチェックしていただけるからです。
心強いメンバーに囲まれて、大好きな裏社会サスペンスをのびのびと描かせてもらっておりますが、他の皆さんのお荷物になりたくないというプレッシャーも凄いので、必死で面白いお話を考えています。
読んでくださった方にはきっとご満足いただけると思いますので、コンビニ、書店さん等で見かけましたら、どうかお手に取っていただければと思います。皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。