本年も矢樹純の作品をどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は小説ではミステリー短編集『妻は忘れない』、漫画原作では『バカレイドッグスLoser』2〜4巻、『怪談ルゥプ』1〜2巻、『リモート・パラサイト』上下巻と、電子と紙を合わせて8冊の本を出すことができました。
そして2019年に出版されたミステリー短編集『夫の骨』(祥伝社文庫)の表題作が第73回日本推理作家協会賞短編部門を受賞しました。
また『バカレイドッグスLoser』が12/30の更新で最終回となり、旧シリーズから続いた犬童医院をめぐる物語を最後まで書き切ることができました。
2021年は初めての小説の連載が始まる予定で、おそらく漫画原作の仕事よりも小説の仕事の方が多くなるという作家として大きな変化の年になると思います。
漫画原作でも、小説でも、現在の自分の精一杯の面白い作品をお届けできるよう今年も頑張ってまいります。どうか多くの方に楽しんでいただけますように。