やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

IL CAMORRISTA

ieyagi2005-09-01

7時起床。晴れ。9月なのに暑い。
朝食、ご飯とサンマとカツオの刺身(昨日の牛人間の夕食の残り)。それとヨーグルト。
洗濯して『模倣犯』の続きを読み、10時、息子を近所の公園に連れて行く。暑くて誰も居なかったので息子と一緒に死に掛けた蟻を仲間の蟻が引き摺っていく様子を眺めていた。あれは餌にするつもりなんだろうか。それとも助けようとしているんだろうか。どっちにしても今日見ていた蟻達は息子が不注意で2匹とも踏み潰してしまった。
帰宅して昼食。作るのが面倒でパンにピーナッツクリームを塗ったものと牛乳で済ます。息子の昼寝のあと、『模倣犯』をやっと読み終わった。長かった。
模倣犯』はミステリーに分類されるのだろうが、最後まで読んでも驚く箇所が全く無くて、これで良いのだろうかと思う。男と思われていた人物が実は女だったとか、二人いると思われていたのが実は一人の人物の中の別人格だったとか、そういうドッキリがあるものじゃないのか。
その後はさすがに校正の仕事をする。夕食は長ネギを大量に入れたモヤシチャーハンとワカメと長ネギのスープ。まだ咳は治らない。食後、息子を風呂に入れて髪を乾かしてから、牛人間も一緒に車でレンタルビデオ屋に行く。1本100円の日なので6本借りた。
帰宅して息子寝せて仕事の続き。牛人間が今日借りた『教授と呼ばれた男』というイタリアの古いマフィア映画を観ていたので仕事しながら所々観る。主人公の片腕として働いてる男が、好きな女に「結婚してくれないと撃つ」と言って銃を向け、女が断ると本当に撃った(足を)。次のシーンでは女がその男の子供を産んで洗礼を受けさせていた。情熱的である。12時半就寝。