やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

酔うと体力を自慢する人々

7時半起床。晴れ。朝食はレーズンパンとバナナと牛乳。
牛人間はゴミを捨ててから青森へのお土産を買いに菓子屋へ。その間に自分は洗い物や片付けや出掛ける準備をする。9時半頃、みんなで家を出てバス停へ。
バスと電車で空港まで。駅の惣菜屋で昼食にサンドイッチとおにぎりと鶏つくねを買った。電車はあまり混んでいなかったのでのんびり行けた。娘は電車の中で寝てしまった。
空港に早く着きすぎたので搭乗手続きのあとゲームセンターやおもちゃ売場で息子を遊ばせて時間を潰し、それから搭乗口へ。自分が金属探知機に何度も引っ掛かり、身体検査をされる。牛人間に言われて気付いたのだが、履いていたブーツが雪国仕様で靴の裏に滑り止めのゴツイ金具が付いていたのだ。
子供の遊び場近くで子供を遊ばせつつ昼食。飛行機は時間通りに飛び、子供達もそれほどは騒がなかった。隣の席が空いていたので息子を「もうすぐ3歳なのでシートベルトを着けられます」と嘘を吐いて座らせる。まだ3歳には遠いのだが体が大きめなので客室乗務員を騙すことが出来た。この息子を膝に抱くのは本当に大変なのだ。実際抱くよりも一人で座らせた方が大人しかった。
空港へは父が迎えに来てくれていた。途中でおむつを買って実家へ。母が待っていて、娘が歩くのを感心して見ていた。結婚式当日の打ち合わせなどして雑談。それから泊まる部屋に布団の準備をして子供達を早めに風呂に入れる。
6時から夕食。父がカワハギと海老のフライを作ってくれた。あとはマグロとイカの刺身、母の漬けた白菜、きのこの佃煮など。何となく乾杯してビールを飲む。7時近くに用事で出掛けていた野良ヤギが帰ってきた。食後は何となくみんなで体力自慢。野良ヤギは片腕で腕立て伏せが出来ることを、自分は片足屈伸が出来ることを自慢し合う。このそれぞれの上半身と下半身の強さを生かして『ミラクルカンフー阿修羅』みたいに戦えないだろうか。ところで自分は腹筋がきちんと出来なくなっていて(手を頭の後ろに回してゆっくり起きようとすると出来ない)ショックを受けた。
就職した妹が実家から1時間くらいの所に住んでいるのだが、今日、仕事が終わってから来るという。「飲みたいから寝ないで待ってて」という話だったのだが、妹の仕事が終わったのが夜の11時で、それでも一応母と自分と野良ヤギと牛人間(父は翌朝早いので寝た)は寝ないで待っていたのだが、妹は「もうみんな寝ているだろう」とのんびり職場の人と飯を食っており、事故にでも遭ったのかと心配して電話した野良ヤギが愕然としていた。その時点で午前1時だったので「明日カラオケで歌の練習しよう」というメモを残して先に寝た。披露宴の余興で、妹と自分は二人で歌えと頼まれているのである。