やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

迷子の自覚は無いようだ

8時半起床。晴れ。朝食はご飯とスクランブルエッグとウインナーと味噌汁と昨日のフライの残り。昨日自分がテーブルの上に残した妹宛の置き手紙に「30回歌うぞ」という無茶な返事が書き込まれていた。
午前中にまずは子供の貸衣装屋へ。母がサイズを伝えてあったのだが、一応試着してみることになっていたのだ。すると息子の上半身が意外に大きく、選んでいた服が入らなかった。もう少し大きいものに変えてもらう。息子は知らない大人に寄ってたかって服を脱がされたのが怖かったのか、普段着たことのないようなお洒落な服を着せられて嫌だったのか、暴れて泣いて大変だった。母はこんなことで本番でちゃんと着れるのかとかなり心配していた。確かに高い金を払って借りて着れなかったら目も当てられない。家に帰ってから練習させよう、と話す。
それからショッピングセンターへ買い物へ。娘の貸衣装に合う白っぽいよだれかけと、新しい食事用のエプロン、それと式場で持たせておく小さくて音の出ないおもちゃを買う。赤ちゃん売場に着いて30秒で息子の姿が見えなくなり、探すのを牛人間に任せて自分が買い物をしていたのだが、5分くらい経ってもまだ見つからないと言うので探すのを交代する。同じフロアのゲームコーナーや本屋などを探すが見当たらず、息子は親とはぐれて不安で仕方ないだろうと思うと胸が痛んだ。もうインフォメーションで迷子の捜索を頼もうかと思いながら念のために2階のおもちゃ売場に行ってみたところ、息子は体験用のゲーム機で夢中で遊んでいた。以前ここは一緒に来たことがあるので覚えていたのか。エスカレーターを一人で上るとは。
まだ遊びたいと騒ぐ息子を連れてとりあえず1階の買い物を済ませる。牛人間は自分が選んだフリル付きよだれかけに「吸水性が良くなさそうだ」とケチを付け、結局他のあまり可愛くないよだれかけを買うことになった。
その後、また2階に戻っておもちゃを選び、他の売場で買い物をしていた母達と合流してラーメン屋へ向かう。そこで昼食を取り、帰ってきて娘を昼寝させて洗濯して、それから息子に貸衣装のスーツを着せる練習。みんなで「かっこいい」と褒めながら、さらにお菓子を食わせながら、何とか機嫌良く着てくれるように仕向ける。最初は嫌がっていたが慣れたようだ。
その後自分と妹は近所のカラオケで20分程歌の練習。キーの確認をする。帰宅して子供を風呂に入れ、夕食はすきやき。息子が昼寝をしていなかったため、食べながら寝てしまった。そのまま寝室へ運ぶ。明日の式と披露宴の段取りを聞いて、今日は早めに10時頃就寝。