やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

結婚式当日

6時起床。晴れ。シャワーを浴び、朝食は工藤パンの菓子パンとコーヒー。
牛人間を起こして子供達に飯を食わせて身支度を整えて、8時半過ぎに家を出て結婚式場に向かう。結婚式の当事者である野良ヤギは7時半くらいに出掛けて行った。
控え室で親戚と話したり子供達の相手をしたりして結婚式が始まるのを待つ。頃合いを見て息子と娘を貸衣装に着替えさせた。昨日の練習のおかげか、みんなでカッコいいカッコいいと褒めちぎったからか、息子は結構すんなりタキシードを着た。しかしそのあと目を離したら親戚の子供から貰ったチョコ(まだあまり食べさせたことが無い)を食べ、シャツの胸と袖口をベトベトにしていた。貸衣装代にクリーニング代が含まれているそうなのだが、それにしても式の前にこんなことになるとは。
昼前から式が始まる。息子は最初は静かにしていたがやっぱり途中で騒ぎ出し、神父の方に走って行こうとするので牛人間が強制退場させた。娘は結婚式が始まる前にちょうど寝たので、このまま最後まで見れるかと思ったら讃美歌の歌声で目を覚まして泣き、結局自分も牛人間のあとを追うように外へ出た。外にあった結婚式の様子をモニターしているテレビで式を見る。
式が終わり、式場から出てきた野良ヤギと王さんにフラワーシャワーを浴びせ、それから記念写真撮ったあと披露宴。他ではどうか知らないが青森の場合、新郎新婦の親族は客全員に酒を注いで挨拶して回らなければならない。それに加えて自分には興奮して走り回る息子を押さえ付ける、主賓が挨拶している時に泣き出した娘を外に連れ出す、ビデオカメラを回す、妹と余興でカラオケを歌うなどのミッションがあったので、せっかくの旨そうなご馳走をほとんど食べることが出来なかった。何とか寿司と牛タンだけは食べた。
なるべく息子の動向には気を配っていたものの、花嫁の手紙という披露宴最高潮の場面で息子が大はしゃぎで手を叩きながら奇声を発し続け、あとで野良ヤギと王さんと両親と王さんの両親に丁重に謝ることになった。披露宴の間、自分は細々と動き回っていて妹に「顔すげーテカってるよ」と言われるほど汗をかいたが、終わってみると和やかで楽しい披露宴だったなあと思う。
披露宴のあとは家に戻り、全く昼寝をしていなかった娘と息子を寝かしつける。この時点で時間は5時頃。そのあと、子供が寝ている間に結婚式の二次会に参加して来たら?と親が言ってくれたので飛び入りで参加させてもらう。普通は二次会は友達のみでやるものなのかもしれないが、人数に余裕があるとかで妹や牛人間や従兄など、親族も参加していたのだ。遅れて行ったが大急ぎでカクテルを何杯も飲んだので参加費分の元は取れたと思う。
そのあと、自分達親族組は伯母の家で親戚の集まりがあるのでそちらに向かう。自分は実家に寄って息子と娘を起こし、両親と一緒に出掛けた。みんなで飲み食いしつつ、子供同士を遊ばせたり従弟と大富豪をやったり、年の近い叔母と育児の愚痴を話したりする。11時近くまで過ごして、子供達が眠そうにし始めたので帰って寝る。疲れていて、物凄く飲んだのに全く酔わず、しかも物凄く食べたのに翌朝体重が1.5kg減っていた。