やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

娘、1歳になる

7時半、息子が「痛いよ痛いよ」と泣く声で起きる。お腹が痛いのかとトイレに連れて行ったが何も出ず、息子が「牛乳飲む」と言うので牛乳飲ませてそのまま朝食。トーストとバナナ。息子は食べ終わったらソファーで寝てしまった。結局何が痛かったのか。天気は晴れ。
洗濯して、10時頃牛人間を起こす。今日は娘の1歳の誕生日なので、ファミレスで昼食にして誕生日のサービスデザートやプレゼントを貰おうと決めていた。子供達を着替えさせて11時、車で出掛ける。
まずは真っ直ぐファミレスへ。ピザとフライドポテトを頼み、分け合って食べる。娘は誕生日おめでとうと書かれたチョコが乗ったアイスを出され、写真を撮って貰えた。プレゼントにキャラクター物の小銭入れも貰う。
その後、本屋で少し立ち読みしてスーパーでキャベツ買い、更に別のスーパーで豚肉と焼きそば、薬局でトイレットペーパーなど買って3時帰宅。そのあと牛人間は車で寝てしまった娘の手型と足型を起こさないように(起きていると難しい。息子の時も大変だった)静かに取り、それから車内に掃除機をかけ始めた。自分は財布がボロくなったので新しいのを買いに出掛けることにする。5年前に雑貨屋で1000円で買ったのだが随分長持ちした。
駅前まで出てデパートを回る。3軒目の店でやっと手頃なのを見つけたが、財布の中に1000円しか入っていなかった。新しい財布は2900円なので、郵便局に金を下ろしに行く。無事に財布を買ったあとはケーキ屋で娘の誕生日ケーキを買った。娘の名前を書いてもらっている間、知的障害者の客が店員に「ここで食べちゃだめなの?」と聞いて「喫茶コーナーが無いので」と断られ、残念そうに帰って行った。その客が出て行ったあと、店員のおばさん達は「困るわね、ああいうの」と笑い合った。そのおばさんの書いた自分の娘の名前は、物凄くヘタクソな字だった。
ケーキをバイクに積んで帰宅。結構カーブが多かったが何とか中身は無事だった。風呂に入り、牛人間がお好み焼きを作ってくれたのを食べる。あまり誕生日のご馳走という感じではないが、昼が外食だったから良いだろう。何より娘はお好み焼きが大好物だ。
食後、30分くらいしてからケーキを食べる。息子が1歳の時は「まだ早いだろう」と思って一口くらいしか食わせなかったが、子供が二人目になると親も適当なので普通に食べさせてしまった。食後は念入りに歯を磨いて寝せる。
子供達寝せてから牛人間はまたゲーム。自分は日記を書く。12時半、子供が泣く声がしたので見に行くと、暗闇から小さい人が走ってきて自分に抱きついた。走ってくるくらいだから当然息子だと思って抱き上げたら軽い。娘だった。この間歩き始めたばかりなのに走るとは。
息子も一緒に目を覚ましてしまい、泣き止まないので牛人間と二人で一人ずつ寝かし付け、そのまま寝る。