やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

キチガイと虹

寝坊。7時45分起床。曇り。目は覚めていたのだがいつも7時にセットしている携帯のアラームを昨晩かけ忘れていて、時刻を確認せずに「まだ7時前か」とゴロゴロしていた。急いで子供達を起こして朝食にカボチャパンを食べさせて息子の着替えと身支度を済ませて幼稚園に送り出す。
その後娘の着替えもさせ、洗濯してから仕事が休みの母と娘とでショッピングセンターへ。自分は推理小説やビジネス書などの本を買い、母は食料品と、ついでに今日の昼食も買って来る。11時半に帰宅。12時過ぎに息子が帰って来たので買って来たお好み焼きとたこ焼きとヒレカツを食べる。その後母と娘は昼寝してしまったので、自分は玄関先で息子を自転車に乗せて遊ばせる。
うちの実家は50m程の袋小路の一番奥にあり、家の前の道路は近所の人の車しか来ないので安心して息子を遊ばせていたら、2軒隣のアパートに住んでいる軽いキチガイ(と周辺住民に認知されている)のじいさんが袋小路を走るにはあり得ないスピードで駐車場に入って来た。じいさんは息子に気付いていながらも「さっさとどけ!!」という意思表示のためにスピードを少ししか緩めず、自分は走って行って息子を脇に寄せなければならなかった。じいさんは息子と自分を睨み付けながらアパートに入って行ったが15分程でまた車に乗って出て行った。その際も物凄い勢いで発進して行ったので自分はまた走って行って息子を寄せなければならなかった。
1時間程遊んで家に入り、娘を起こしておやつにジュースとアンパン。その後、母が車に自転車を積んでちょっと離れたところにある公園に連れて行ってくれた。公園には偶然、息子の近所の友達が来ていて、二人で犬に触ったり砂山を作ったり虫取り(天気が悪くて何も取れなかったが)をしたりと楽しく遊んでいた。
公園にいる間に少し雨が降り、そのあと虹が出た。虹は遠くに見える山の“手前”に出ていて、自分は虹というのは空に円の状態で浮かんでいる(その半分が見えている)と思っていたのでとてもショックだった。以前ネットか何かで「虹の根元を見た」という文章を読み、ああ頭のおかしい人なんだろうなあと思っていたのだが本当に根元が存在するとは。
4時、家に帰り風呂。今日は母が子供達を入れてくれた。自分はのんびり一人で入る。その後夕食。豚のショウガ焼き、インゲンの油炒め、トマト、茹でたブロッコリー、デザートは梨とブドウ。子供達を寝かせたあとは珍しく新聞を読み、牛人間に電話して近況を報告して12時半就寝。