やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

これはDVですよDV

7時40分起床。雨。朝食、トースト、バナナ、コーヒー。
春分の日なので牛人間が休みである。洗濯、片付け、洗い物を済ませ、雨の中とりあえずドライブ。東京方面に向かう。11時半、ちょうど腹が空いてきた頃に“窯焼きピッツァの店”という看板が見えたので衝動的に車を停めた。
この店はランチのメニューが食べ放題のコースだけだった。パスタまたはハンバーグを頼み、それにサラダやピザやグラタンのバイキングが付くという感じである。牛人間はピザが焼き上がる度にいちいち並んで焼きたてを取ってきていた。味はとても旨かった。小さい子供は料金が300円だし、おもちゃや本などもあって子連れをターゲットにした店と思われる。また来たい。
その後、Uターンして横浜に帰り、ららぽーとユニクロで牛人間のパジャマを買う。それから文具屋に寄ったが、牛人間は子供の面倒を一切見ずに一人で店内をウロウロしていたので、自分は次女を背負ったまま上の二人が商品をいじらないよう監視していなければならず、ただただ疲れた。20分経っても牛人間が帰って来ないので電話で呼び戻したら「まだ見てたのに」と不機嫌そうに言われて険悪になる。
16時帰宅。そのあと自分は、息子が「芋けんぴ食べたい」と言ったので子供達を牛人間に預けてバイクで近所のショッピングセンターへ芋けんぴを買いに出る。息子のパシリでもいいから、自分も一人でウロウロしたかったのだ。しかし食料品売場でなかなか芋けんぴを見つけることが出来ず、店員に「芋けんぴどこですか」と聞いてやっと見つけた時にはもう18時近かったので夕食に間に合うよう急いで帰る。
帰宅すると、長女が酷い泣き方をしていた。長女は次女の手を止めろと言っているのにわざと踏みつけて泣かせ、牛人間に叩かれたらしい。あんまり泣いているので「どれくらいの強さで叩いたの?」と聞いたら、「いや、強く叩く振りをして軽く当てただけだよ。どういう風にやったか実演してあげるね」と言って自分を次女と同じ身長になるようにしゃがませ、思いっきり手を振り上げた。そして勢い良く振り下ろしたその手は、軽くどころか自分の頭を真芯で捉えた。指先だけを当てようとして目測を誤ったらしい(長女に対しては上手く行ったそうだが)。
牛人間は何度も謝ったが、まさか力一杯殴られると思わず首に力を入れていなかったので翌々日まで頭痛と首の痛みが続いていた。今後離婚する時の武器になるように病院に行って診断書を貰っておけば良かったと今になって思う。夕食は牛人間が作ったチャーハン。食べ終わって風呂と寝かしつけを済ませ、校正やって日記を書いて1時就寝。