やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

長女にとって、鯛の鱗とは

午前中はシナリオで更に直したい部分が出てきたのでそれをやっていた。その間に牛人間は上の子供達を連れて買い物に出掛けていたのだが、帰ってきた牛人間の手には体長30cmの鯛があった。魚屋で1000円で売っていたのだという。
鯛を捌くのは初めてだそうだが、牛人間は器用に2枚に下ろし、上半分を刺身で、下半分を塩焼きで食べた。調理のあと、台所の壁と床には鯛のうろこが大量に飛び散っていたが、鯛はとても旨かった。
その後、長女が洗面所で何かゴソゴソしているかと思ったら「はいこれ!」と言って牛人間に、牛人間のコンタクトのケースを持ってきた。開けるとそこにしまっていたはずのコンタクトレンズが無く、代わりに鯛のうろこが左右に1枚ずつ入っていた。
コンタクトレンズは洗面台の排水口のゴミ受けに引っ掛かっていた。ゴミ受けを掃除した直後で本当に良かった。
夜、借りてきたDVD『俺たちフィギュアスケーターhttp://oretachi.gyao.jp/を観る。『バス男』の主人公と『ズーランダー』のムガトゥが主演で、監督や脚本は違う人なのだが物凄くベン・スティラーの匂いがする。あとで特典映像見たら企画を出したのがベン・スティラーだった。非常に好みに合っていて面白かった。