やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

ありがとう擦ってくれて

昨晩泊まっていったなじゃさんを駅まで送ったあと、今使っているベビーカーが壊れる寸前なので新しいものを買うためにリサイクルショップに行った。自分は店の前で降りて、牛人間が地下駐車場に車を停めに行ったのだが、なかなか牛人間が戻って来ない。会計の際に駐車券が必要なので駐車場に様子を見に行くと、牛人間のテンションがおかしい。物凄くがっかりしているのだ。
「どうしたの?」と聞くと、「擦った」と言って車の屋根を指差した。地下駐車場の車高の低い車しか停められないスペースに車を入れようとして、やってしまったらしい。うちの車は2mは無いが、そこそこ背が高いのである。
とても大切に乗っている傷の無い綺麗な車で、擦ったのはこれが最初だった。自分は「この車を擦ったら何をするか分からないから」と言われて常にプレッシャーを感じながら乗っていたので、牛人間が先に擦ってくれてちょっと安心して乗れるようになった。