やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

細く長く働きたかった

書くのを忘れていたが、一昨日、校正の受注元から連絡が来て、新しく10月から始める仕事の詳細を知ることが出来た。自分が現在受けている仕事は9月一杯でその仕事を回している部署が無くなるため、今後は発注されない。代わりの仕事として、10月にオープンになるWEB媒体の校閲をさせて貰うことになり、そのために面倒な試験を受けたり落ちたりしていたのである。
で、そのWEB媒体は1年に1回しか更新されないという特殊なやつで、嫌な予感はしていたのだが、予想以上に恐ろしいことになってしまった。元々の話では「オープン時が最も発注件数が多く、その後だんだん減って行くと思われます」ということだったのだが、今日来たメールでは「オープン時に全ての件数を1週間で校閲して納品して頂き、次週からの発注は発生しない可能性が高いです」となっている。つまり1年分の仕事を1週間でやらされ、その後1年間は仕事が無いということだ。
その1週間で手に入る予定の報酬は今の自分の月収の3倍以上で、間違いなく1週間でやるにはキツイ分量である。何でそんな極端な発注方法になってしまったんだろう。10月1日に発注で10月8日が納品締切だが、自分は10月3日にこの素敵な仕事を振ってくださる会社で仲良くしていた元同期の集まりというか新居訪問に行って酒を飲む予定で、もうスケジュール的には締め切り前の野良ヤギ先生を超える状況ではないかと思う(でも飲むけど)。
それ以前に自分には社内試験の再試験の結果が未だ届いていないので、この仕事を発注して貰えるかどうかも確定ではないのだが、いっそ落ちてもいいなと思えてきました。