やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

新幹線は楽しいな

6時半起床。晴れ。バザーの準備の手伝いで朝から幼稚園へ。バザーの備品に使う場所毎に印を付ける作業をする。次女、作業の間に何度も行方不明になっては教室に乱入し、昼食に弁当(焼肉・和風ハンバーグ・ウインナー・スクランブルエッグ・モヤシナムル・キュウリ漬物)を食べたあとは原因不明の癇癪を起こして何をやっても泣きやまなくなったため、作業の途中で帰らせて貰った。誕生日を明日に控え、“魔の2歳児”が始まったのだろうか。この週末に牛人間の実家で法事(おばあちゃんの一周忌)があり、今日のうちに新幹線に乗って岡山まで行かなければいけないというのに。
帰宅して帰省の荷物を揃える。牛人間は会社を午後半休して13時帰宅。上の子達を迎えに行ったあと、上靴や座布団カバーなどすぐに洗わなければいけないものを洗って干して、戸締りして荷物を持って15時過ぎに家を出る。バスと電車で新横浜まで行き、そこから新幹線で岡山に向かう。
平日の新幹線はサラリーマンや大人の旅行客しか乗っておらず、家族連れは自分達の車両には他に居なかった。誰も言葉を発しない静かな車内で、うちの子供達だけがしゃべっている。まず最初にすぐ近くに座っていた若い男性が「もう少し静かに出来ませんか」と言って来た。注意されたあとは息子と長女に小さい声で話すようにさせ、小さい声で話すことの出来ない次女が騒ぐ度にデッキに連れ出したりと気を遣ったが、岡山駅で新幹線を降りたところで年配の男性に「子供さん達、もうちょい静かにさせられなかったん?」と言われた。
自分は気が小さいが、それ以上に物凄く器が小さいので、どちらの人にも「すみませんでした」と謝りつつ、この年になって赤の他人に注意されることが(自分が迷惑を掛けているというのに)受け入れられず、とても気分が塞いだ。子供を育てているとこういう場面はよくあることなのかもしれないが、受け流すことも、心から申し訳なく感じて謝ることも出来ない人間にとっては辛いものである。
岡山からマリンライナーに乗って牛人間の実家のある児島へ。駅にはお父さんが迎えに来てくれていた。家に着いて先にお風呂に入らせて貰い、それから夕食。手羽先のオーブン焼き、ハマチ・サーモンの刺身、稲荷寿司を頂いた。美味しかった。食後は子供達を寝かしつけながらそのまま寝てしまう。21時半就寝。