やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

4/2のこと

7時半起床。嵐のち曇り。朝食のあと、洗濯して日記書いてブログの更新をする。校正の仕事の受注元から今度受ける仕事の内容について膨大な資料が届いたので、午前中はそれを読んでいた。
昼食は焼きそば(具は豚肉とキャベツのみ)を作って食べて、それから嵐が止んだのでスーパーに買い物に出る。帰宅して、子供達におやつを作らせて食べさせた。

市販のカップケーキをホイップで飾り付けただけなのだが結構喜んでいた。
その後、自分は幼稚園のバザーの引き継ぎ用の資料をまとめる作業。今月末には次の委員が決まるので、それまでに渡せる状態にしておかなくてはならない。去年のことなどほとんど忘れてしまっているので、書き留めておいたメモを頼りにどうにか形にしていく。17時半まで掛かって自分の担当分がようやく完成。あとは同じ係の人と、それぞれ担当したところを確認し合って直すだけだ。
作業中、早くも野良ヤギから赤入れされた原稿が戻って来た。

何かの呪いのように付箋がびっしり付いている。バザーの資料をまとめたあと目を通したが、言われなければ絶対気付けなかったであろう細かいところまで突っ込みが入っていて大変ありがたかった。頑張って直します。
夕食はハムと卵と長ネギでチャーハンを作って食べた。台所の掃除をしてリビングに掃除機かけたあとは、風呂に入って子供達を寝かしつける。その後はビール飲みながら『QED 出雲神伝説』の続き。23時半まで掛かって読み終わった。面白かった。牛人間が23時に帰って来たので、一緒に録画の『水曜どうでしょう』など観ながら更に飲む。
テレビを観終わってから、牛人間に小説の感想を改めて聞いてみた。謎解きが終わったあとのクライマックスシーンが自分は一番気に入っている箇所なのだが、そこを読んでどう思った?と具体的に聞いたところ、「『やっと終わった』と思った」とのことで、本気でがっかりした。
聞くと牛人間は、自分の初めての小説を一番最初に読み終わりたい、と考えて、その日は午前3時まで掛かって眠い頭で小説を読んでいたのだそうだ。だったらのんびり『キャプテン★レインボー』で遊んでないで、さっさと読めば良かったのに。
自分がそんな感想を聞かされて不快そうにしていたので、牛人間は「こっちは一生懸命読んだのに」と不機嫌になった。牛人間はしばしばそうして“一生懸命やったこと”が自分に感謝されずに報われない思いをしているのだが、心の貧しい自分は一生懸命やったという部分だけでは人を評価出来ないのである(相手が子供なら別だが)。牛人間も残念な人と結婚したものだ。0時半就寝。