やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

サブタイトルってどこに売ってるんですか

8時半起床。晴れ。朝食と洗濯済ませて昼食用の米を研いで炊飯器のタイマーをセットし、皆で車で外出。スーパーの朝市で4本80円のバナナを12本買い、食品スーパーとドンキホーテで肉や野菜などの食料品とお菓子と酒を買って、借りていたDVDを返して12時半帰宅。
昼食は昨日の残りの鰯フライとカブの千枚漬けとキャベツ。野良ヤギから直したネームのFAXが来たのをチェックしたあと、サブタイトルを考えるために一人バイクで図書館に出掛ける。今月に入ってから3〜5個ずつ提出しているサブタイトルが既に2回もボツになっていて、今週の水曜日に会議に出されるので火曜日には決定していないといけないのだ。担当さんはきちんと「もっとこんな感じで」と方向性を示してくれているのだが、とにかく自分がそれらの要求を満たすものを思い付けないのが問題なのである。
で、以前やっていたアイデアの出し方(主にギャグ漫画の時代の)を真似て、まずは言葉の羅列をたくさんインプットして、そこから何か生み出してみることにした。図書館の本のタイトルを眺めながら心に引っ掛かったフレーズやタイトル(例:『てのひらに毛がはえるとき』

てのひらに毛がはえるとき

てのひらに毛がはえるとき

『虫はごちそう!』
虫はごちそう! (自然と生きる)

虫はごちそう! (自然と生きる)

)を片っ端からメモして、そのメモの言葉を繋ぎ合わせたり、図書館にある類義語辞典でもっとピッタリ来る単語を探して付け加えたりして、閉館の17時までにどうにか5つのサブタイトルを作る。
夕食は牛人間が餃子の準備をしてくれていたので帰りにビールを買って行き、17時20分に帰宅。野良ヤギから送られてきたネームの直しで何箇所か台詞を変えたいところがあったので電話して伝え、ついでにサブタイトルの案について意見を聞く。そっちは「何かしっくり来ない」とのこと。もう少し考えなくてはいけないようだ。
電話のあとは牛人間と一緒に餃子を包み、焼き立てを食べながらビールを飲む。風呂と寝かしつけを済ませて録画の『ルビコンの決断』観て32歳で48億稼ぐ男に嫉妬したあとはサブタイトルの練り直し。23時半、やっと形になったので牛人間に見せて意見を聞いたら「好みじゃない」と100%主観的な感想を述べられた。もう仕事のことでこの人に意見を聞くのはやめよう(って前にも思ったことだけど)。0時就寝。