やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

類稀なほどやる気が出ない

Oのシナリオの直しを早く終えなければならないのだが、大体頭の中でプロットが仕上がっているものの今の時点では面白いと思えず、書き出すことが出来ないでいる。こういう場合、書いているうちに面白くなるアイデアが浮かぶことが多いので、とりあえずでも手を動かすのが有効だと分かっていながらも、出来ないでいる。
やれば出来るはずなのにそれをやらないでいることは、根が真面目な自分にとっては物凄くストレスで、辛い。だったらやればいいのにと、この状態を抜け出したあとはいつも疑問に思うのだが、この状態の真っただ中にいる間はどうしても書けないのである。これが鬱クオリティなのか。それとも他の作家さんも同じように苦しんでいるのだろうか。
そんな暗黒の一日だったが一つだけ良いことがあり、単行本の帯のコメントを自分の大好きな作家さんに書いて貰えそう、という情報を貰った。自分や加藤先生と同じ青森県出身の作家さんで、物凄く痺れる漫画を描かれる方である。この方に自分達の漫画を読まれると思うと、とても嬉しいがとても怖い。どうか面白いと感じて貰えますように。