やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

日帰りで山梨へ

5時10分起床。晴れ。子供達を着替えさせて自分も身支度をして6時に家族みんなで車で家を出る。朝食は途中のコンビニで買ったサンドイッチ。八王子から高速に乗って山梨へ。突然だが一昨日牛人間から「信玄餅好き?」と聞かれ、自分は別に好きじゃないと答えたのだが「日曜日に信玄餅の詰め放題をやりに山梨に行くから」と告げられたのである。

目当ての桔梗屋の工場に8時に到着して信玄餅詰め放題の整理券を無事ゲットする。そのあとは店が開くまで子供達を交代でトイレに連れて行ったりしつつ1時間近く並び、店が開いたのでアウトレットの安くなった桔梗屋の菓子(ロールケーキや大福)を買う。それから少し離れて建っている『お菓子の美術館』でお菓子で作られた花や動物の細工を観て回る。



10時、信玄餅詰め放題の時間になったのでアウトレットの店の方へ戻る。係のおばちゃんに小さなビニール袋を渡され、「破らないように頑張って伸ばしてください」と言われた。どうやらこの“先に袋を伸ばしておく”のが重要だったらしく、大して伸ばすことが出来なかった自分は12個しか詰められなかった。

常連らしいおばちゃん達は余裕でこの1.5〜2倍は詰めていたと思う。牛人間ですら15個以上詰めていた。信玄餅は別に好きじゃないのだが悔しいのでいつかもう一度リベンジしたい。
詰め放題のあとは工場見学。信玄餅を小さなビニールで包むライン作業の人達を上から見ながら「あの人はまだ包むのに慣れてない」とか「あの人は5年以上包み続けてる」などと心の中で勝手に評価する。それから昼食に売っている社食用の弁当(安い)を買って食べて、石和温泉駅へ。
駅前の足湯に浸かりながら温泉のパンフレット見てこのあとの計画を練る。本当は石和温泉郷のどこかの温泉に入って行くつもりだったのだが、たくさんあり過ぎてどこにするか選べず、牛人間が「前に行ったことのある長野の道の駅の温泉が良かったからドライブがてら行ってみよう」と言い出したのでそうすることにした。
小一時間山道を走り続け、信州蔦木宿の道の駅にある「つたの湯」に14時到着。自分は娘達を、牛人間は息子を連れてそれぞれ温泉に入る。露天風呂もあっていいお湯だったが自分と娘達が50分ぐらいで風呂から上がったのに対し、牛人間達は1時間を過ぎても全く出て来る気配が無い。退屈してロビーで騒ぐ娘達にアイス買ってやったりしてごまかしながら1時間近く待たされ、イライラが最高潮に達したところにやっと出て来た牛人間が「ビール飲みたいから帰り運転してくれる?」と言い放ったのを完全無視して車に乗り込む。
「つたの湯」を16時に出発。実際、自分も牛人間も温泉から出たら眠くなってしまい、交代で運転しないと危なかったので飲ませなくて正解だった。19時に横浜の自宅に帰り着いたあと、「本日中にお召し上がりください」と言われていた信玄餅を近所の家(それとたまたま通りかかった息子と同じクラスの子のお父さん)に配る。
それでもたっぷり残っている信玄餅を家族で夕食に食べて、疲れ切った子供達を寝かしつけてから肉まん作って大人だけで食べつつビール飲む。そして今日も『真ゲッターロボ』を観る。途中から自分への土産に買った一升瓶で売ってるワイン

(大変美味かった)に切り替えて1時頃まで飲んで寝た。