やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

勝手にPOPを書き上げた作家

6時半起床。晴れ。外に蝉を見に行くと、蝉は地面に仰向けに落ちていた。動くので生きてはいるのだが、片方の羽が伸び切らないままに固まっている。羽化に失敗したのだ。自分が拾って来なければきちんと羽化出来たんじゃないかと後悔する。近所の森の木の枝に掴まらせて置いてきたが、飛べないし鳴けないのに羽をばたつかせていて哀れだった。6年土の中にいて、やっと蛹から出るところでダメになってしまった蝉の一生を自分の人生に重ね、朝から重い気持ちになる。
テンションは低いが午後一で宅急便の集荷を頼んでいたのでPOP作成の続き。子供達には宿題やらせたり人形で遊ばせたりしつつ、加藤先生から届いたイラストのデータをプリントして仕上げていく。12時半、コピー原本2枚と書店名入り34枚の手書きPOPがようやく完成した。

上の小さいのが書店名入りの方。

写真だと小さくて見づらいが、加藤先生にはこんな素晴らしいイラストを描いて頂いた。
昼食にカップの焼きそばを食べ、13時過ぎに集荷が来たので無事にPOPを渡す。そのあと加藤先生に電話して改めてイラストのお礼を言って、漫画の方の仕事のスケジュールについて話す。電話のあと、家にこもりっきりだった子供達を近所の公園に連れて行き、キャッチボールなどして遊んだ。
今日はPTAの委員の仕事で夕方に子供が遊んでいないかパトロールに行くことになっていたので、夕食の下ごしらえをしてから出掛ける。係のお母さん達と40分かけて学校の近くの公園など回って19時帰宅。夕食はじゃがいもオムレツと人参サラダの残りを食べた。食後、次女が眠そうにしているので起こそうとすると体が熱い。測ると38.1℃あった。シャワーで体を流し、冷えピタを貼って寝かせる。明日は幼稚園の夏季保育でスイカ割りなどの楽しい行事があるのに、どうしてこういうタイミングで発熱するのか。
上の二人と風呂に入って寝かせたあとはビール飲みながら『謝罪代行社』

謝罪代行社(ハヤカワ・ミステリ1850) (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

謝罪代行社(ハヤカワ・ミステリ1850) (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

を読んで22時半就寝。夫は今日は遅く、1時頃帰ってきたとのこと。