やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

夜間救急センターへ

今日は夫が埼玉に住む友達と遊びに行っていて帰りが遅かったので、夕食は自分と子供達だけだった。漬けマグロの山かけ丼を作って食べたのだが、食べている途中で次女が「足がかゆい」と言い出した。
昼間、公園で遊んだので虫に刺されたのだろうと思ったが、腫れ方がおかしい。膝の裏がまだらにピンク色になって腫れていて、蕁麻疹らしいと分かった。さらに体が熱いので測ってみると、38℃の熱が出ていた。
とりあえず蕁麻疹が酷い箇所を保冷剤で冷やし、アレルギーのようなので小児救急医療相談に電話する。呼吸困難などは起こしてないが、蕁麻疹が出ているなら受診した方がいいと言われた。出かける支度をしているところに夫が帰ってきたので上の二人を頼み、次女を車に乗せて家を出る。
前に夜間救急センターに来たのも、確か赤ちゃんの次女が牛乳のアレルギーで蕁麻疹を出した時だったと思う。待合室は赤く染まったタオルで縛った指を心臓より高い位置に上げている人とか、ぐったりして点滴を受けている人とか、いかにも救急な人で混み合っていたが、小児科は空いていたのですぐ診てもらえた。
自分は夕食に食べた長芋のアレルギーだと思っていたのだが、小児科医によると、だったら足よりも口の周りが痒くなるはずだという。発熱もアレルギーの症状ではなく風邪気味だったせいでしょう、とのことで、結局体調が悪かったせいで出た蕁麻疹かもしれないと言われた。確かに長芋は初めて食べた訳ではなく、前の時は特に何の症状も出なかったのだ。
蕁麻疹用の飲み薬と塗り薬をもらって帰ったが、帰る頃には蕁麻疹はほとんど消えてしまっていた。熱も夜のうちに下がり、翌日は元気に全校遠足に行ってお弁当もおやつも完食してきた。久し振りに夜間救急に行くような事態になって焦ったが、何事もなくて良かった。