やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

育児を休んだ

8時起床。曇り時々雨。息子に乳を飲ませ、洗濯して家の中に干す。
今日は息子を牛人間に預けて、久しぶりに一人で遊びに出られることになった。遊びに出ると言っても夕方には帰る約束なので大したことは出来ない。今日のイベントは“図書館に行く”・“漫画喫茶で5時間過ごす”・“外食をする”・“服を買う”の4つである。地味だ。
9時過ぎに家を出てまずは図書館へ。漫画のネタに使う本を借りる。それから横浜駅前に出てマックでチキンフィレオとポテト(朝食)買って漫画喫茶に入る。
闇のイージス』と『ああ探偵事務所』と『さくらの唄』を読んだ。『さくらの唄』は過去に2巻まで読んでいたのだが、肝心の3巻を読んでいなかったのである。後半の展開も好きだが、ラスト(「5年後―」のところ)が鳥肌が立つほど良かった。
自分は時々、漫画を読んでいて鳥肌が立つ。何を読んだ時かはいちいち憶えてないのだが、最近だと新井英樹の『SUGAR』で鳥肌が立った。漫画だけじゃなく絵や映画や音楽で鳥肌が立つこともある。それから谷(その時はまだ田村だった)亮子の背負い投げを見た時も鳥肌が立った。
そんなにしょっちゅう鳥肌を立たせているわけじゃないので、鳥肌が立つと、「今見ているこれは凄いものなのか」と思ってしまう。そして実際それは凄いものだったりするのだが、自分は中学校の合唱コンクールの歌声でも鳥肌が立ったことがあるので、あまり自分の鳥肌を信頼していない。
漫画喫茶を出て、スパゲティ屋でエビとホタテのクリームスパゲティを食べる。それから服屋に入るが、どうせ自分は外出しないから着る機会が無いと気付き、代わりに本屋で漫画雑誌(次に持ち込みする予定の)を買う。
スーパーで米と豚肉を買って5時帰宅。牛人間は初めて一人で半日息子の面倒を見て、疲れ切っていた。無事に世話できたか聞くと、息子がミルクを飲まないで泣いてばかりいたと言う。普段はそんなことはないので詳しく聞くと、粉ミルクが一部固まっていたのでスプーンで“すりきり1杯”にすることが出来ず(混ぜて塊を崩せばいいだけなのだが)、適当に作ったらとても濃いミルクになったらしい。飲ませようとしても泣いて飲まないので少しずつお湯を足しながら飲ませたが、結局嫌がってほとんど飲まなかったとのこと。息子は腹が減って機嫌が悪くなっており、完全に目が据わっていた。
自分が交代して授乳。勢い良く飲む。牛人間は一日外に出なかったのでストレスが溜まったらしく、雨の中買い物に出て行った。息子が死んだり怪我したりしなかったので(牛人間にしては)上出来だと思うが、今後しばらくは預けて遊びに出るのは無理だろうなあ。
7時、夕食にご飯とチキンカツとキャベツと寄せ豆腐。テレビ見て風呂に入り、12時前にベッドに入る。夕方に結構大きい地震があったのだが、深夜にも同じくらいの地震があった。津波情報見ながら1時就寝。