やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

鍋生活7日目


昨日の日記に書いた白牙扇。女の子である。
自分の友人の馬鹿子は白牙扇にかなり似ている。


7時半起床。晴れ。朝食は鍋。洗濯して離乳食。今日はお粥とカボチャ。
離乳食を食べさせている最中に電話が来た。先日在宅で校正の仕事をしたいと前に働いてた会社に申し出ていたので、その連絡だったらいけないと思い、息子を床に置いて急いで出たら何かの勧誘だった。受話器を置いて振り返ると、テーブルの上に息子が手を伸ばし、離乳食のカボチャをひっくり返していた。もうそんなところに手が届くようになって偉い子でちゅね〜と思う。
カーペットの黄色いシミを洗剤付けて擦り落としてから茶碗に残っていた分のカボチャを食べさせ、その後はシナリオを進める。昨日までサボっていたので頑張らなければならない。昼食はカップ麺を食べた。昼前に野良ヤギに電話して進行の遅れを詫び、正直にサボっていたことを報告する。向こうはアクションの原稿でそれどころではないらしく、特に怒られなかった。
午後になって息子の機嫌が悪くなり何度か中断されたが、今日一日で大体3分の1まで終わる。本気を出せばもう少し行けたのだが、集中力が持たなかった。気分転換に溜まっていた日記を書き、夕食に鍋を食べてから息子を風呂に入れる。
9時、牛人間が帰って来てゴミ箱の中にカップ麺の容器を見つけ、「あなたが昼間に一人でカップ麺食べてると思うと、すごく嫌な気持ちになるからやめて」と心底嫌そうな顔で言う。そういう気持ちは分からないでもない。
寝る前にまたシナリオ書いて、仕事関係のメールの返事を出して12時就寝。