やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

酢辣湯麺

ieyagi2005-03-18

7時半過ぎ、また牛人間に「sakusaku(神奈川の朝の番組)の山北町の歌でシリーズ最終回だから聞こう」と起こされる。今日も早朝に息子に起こされてさっき寝たばかりだった。具合が悪い。
朝食は何となく抜く。牛人間は残りご飯とクラゲのサラダを食べていた。息子の朝食はバナナとヨーグルトときな粉トースト。洗濯をする。
午後は息子の予防接種を予約しているので、食後に体温を測る。すると平熱36.6℃の息子が37.4℃になっていた。見た目は元気だが首筋に触ると熱い。嫌なタイミングで熱を出す子である。
『予防接種のしおり』を読むと、赤ん坊の平熱は高いので37.5℃以上でなければ大丈夫と書いてある。もしかしたら注射してもらえるかもしれないし、注射が無理だったとしても診察して貰うため、病院へ行くことに決めた。
10時、家を出てバスと電車で新横浜へ。牛人間お勧めの『揚州商人』という中華料理屋でスーラータンメンという黒酢とラー油味の酢っぱ辛いラーメンを食べる。旨かった。そこから更にバスに乗って息子のかかり付けの病院へ。
午後の受付まで時間があるので病院の食堂で息子に離乳食(トーストとカボチャを弁当に持ってきた)を食べさせ、それからキッズルームで息子を遊ばせて時間を潰す。1時半、受付が始まったので診察券を出すと熱を測るようにと体温計を渡された。さっきまでキッズルームで普段以上に元気に遊んでいたくせに、熱は38.0℃に上がっていた。もう予防接種は完全にアウトである。
その後診察してもらうと、医者が息子の鼻に綿棒を突っ込んで鼻水を採取し、インフルエンザかどうか検査してくれると言う。結果が出るまで診察室の隣の部屋で待たされた。他の人の診察されている声が筒抜けだった。
やたら目が小さくて離れている赤ちゃんと待合室で一緒だったのだが、その子の発達が遅いようで寝返りがなかなか出来ないとお母さんが相談していた。医者は「そのうちきっと出来るようになるから」と励ましていたが、そのお母さんが帰ったあと看護婦が「あの赤ちゃんの顔はちょっと…」と言い出し、医者も「ちゃんと発達してくれるといいんだけど」と弱気な発言をしていた。
息子のインフルエンザの検査はマイナスで、風邪の初期か突発性発疹だろうと言われる。抗生物質と熱さましの座薬を出して貰ったが、まだ風邪かどうかはっきりしないし(熱以外に風邪っぽい症状は無い)座薬を使うほど高熱ではないので、すぐには薬は使わないことにした。何となく、子供に薬を飲ませると体が甘やかされて弱い子に育ちそうな気がしてならない。自分は母が看護婦なせいで具合を悪くするとすぐ医者に連れて行かれたが、よく熱を出したり腹を壊したりするダメ人間に成長した。
4時、診察を終えて帰る。以前駅に男か女か判らない浮浪者がいて気になっていたのだが、今日は顔が見れたので女だと判った。浮浪者は携帯に見立てているらしいゴミに「こっちの方がお得だからこっちの方が絶対お得だから」と力説していた。前見た時は黒のロングコートを着た状態で黒のズボンを膝下まで下ろしてヨチヨチ歩いていた。
5時帰宅。手洗いうがいして息子の手も洗ってやり、それから夕食用に米を炊く。6時、息子に夕食。シラスとワカメ入りお粥とカボチャ。
7時過ぎ、牛人間がシュウマイを作ってくれたので食べる。グリーンピースの代わりにイカを小さく切ったものが乗っていて、とても旨かった。食後風呂に入って息子を寝せ、その後ネットで新人賞について調べもの。1時半就寝。