やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

来月載ります

ieyagi2005-07-09

探偵神宮寺。渋い。


8時起床。曇りのち雨。朝食にホットケーキミックスを使ってドーナツを作ってみた。油の温度調節を誤り外側は黒く内側は半生のドーナツが揚がる。
食後洗濯し、念入りに歯を磨いてから歯医者へ。痛い歯は無いが歯石が気になるので取って貰いに行った。まず最初に検診を受け、虫歯になりかかっている歯が2本もあると言われる。それから磨き残しをチェックする薬で歯を染められ、「ここも、ここもちゃんと磨けてないですよ」と美人の歯科衛生士に優しく叱られる。歯磨きの正しいやり方というのを教えて貰ったあと、美人の歯科衛生士に歯石を取ってもらい、物凄く痛い思いをしながら口の中を血まみれにされる。うがいをしたら吐いた水が真っ赤だった。
その後駅前に出てドトールミラノサンドBとアイスコーヒーの昼食。さらに美容院で髪を切ってもらう。それから100円ショップで息子の耳掃除のためのライト付き耳掻きを買い、古本屋にいらない漫画本を売り、中古ゲーム屋で『探偵 神宮寺三郎 Innocent Black』を買い、スーパーで食パンを買って帰る。よく動き回った日だった。
帰宅して耳掻きの威力を牛人間で試しているとスピリッツの担当さんから電話。コンペに出していたネームが通り、8月発売のスピリッツCasualに掲載が決まったとのこと。ホラー特集のページに『山童』(「やまわろ」と読む)という読み切りが載ることになった。発売日などが分かったらまた詳しく書くと思いますが、怖いのが苦手でなければ読んでみてください。自分は苦手なので読みたくありません。
担当さんが「野良ヤギさんに電話が繋がらない」と言うので自分もかけてみるが家の電話も携帯も出ない。今回締め切りがタイトなのでなるべく早く伝えなければならないのだが。仕方ないのでメールで掲載が決まったことと締め切り日を送っておく。
牛人間が「掲載が決まってめでたいから1皿100円の回転する寿司を食べに行こう」と豪勢なことを言い出した。今日は町内会のお祭りなのでまずはそっちの出店を見物して焼きとうもろこしを食い、それから車で郊外の『無添くら寿司』に向かう。雨だというのに100円の寿司しか食べられない貧乏人達が行列を作っていて1時間待ちだった。しかしせっかく遠くまで出てきたので待つことにして、近くのベビー用品店など見て回って時間を潰す。
8時過ぎ、ようやく席に案内される。ここの寿司屋は初めてだが、同じく1皿100円のかっぱ寿司よりも大分旨かった。3人で20皿食べ、2000円払って帰る。息子にシャワー浴びさせて寝かし付け、自分もシャワー浴びてスイカ食べながら神宮寺三郎のオープニングを見てくつろいでいると野良ヤギから電話。家に携帯を忘れたままアシスタントに行っていて、今メールを見たのだそうだ。自分の6時間遅れで掲載を知って喜ぶハイテンションな野良ヤギの様子に「あらあらそんなにはしゃいじゃって」と思ったが、自分も6時間前は同じくらい喜んでいた。明日の朝食用にサンドイッチを作って冷蔵庫に入れ、1時過ぎまで神宮寺のゲームをやって寝る。