やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

包丁二刀流

7時半起床。晴れ。朝食はホットケーキを焼いた。それと麦茶。洗濯・掃除・離乳食のあと、家を見に行ってスーパーでのり弁当とメンチカツとカニかまぼことホイップクリーム買って帰ってくる。家には窓が取り付けられていた。
昼食にのり弁当とメンチカツ食べてから子供達を昼寝させようとするが息子が全然寝ない。しばらく頑張ったが嫌になってきたので諦め、娘だけを寝せる。息子には録画の『ボウケンジャー』見せておいて校正。夕方には終わる。
息子、今日は昼寝をしない上に精力的にいたずらをして最悪だった。まず、娘を昼寝させようと寝かしつけている間にリビングから「カチャカチャ」と金属っぽい音がしたので急いで見に行くと息子が両手に包丁を1本ずつ持っていた。包丁は流し台の下に仕舞っていて、扉を開けられないよう子供のいたずら防止のストッパーをかけていたのだが、息子がそれを外せるようになってしまったのである。怪我は無かったがショッキングな光景だった。そして娘が昼寝から起きたあと、便所の掃除をしてリビングに戻ると古い粉ミルクの缶(息子が生まれた時に買ったのだが使わなかったのでコーヒーに入れたりして使っている。当然賞味期限切れ。これも流し台の下に仕舞っていた)の中身が床にぶちまけられていて息子と娘が粉まみれで嬉しそうにしていた。娘は粉を食っていた。二人を風呂場に連れて行って粉を洗い落とし、バスタオルを取りに行った少しの隙に、息子が今度は風呂用洗剤を浴槽に注いで空にしていた。ここまでされても息子を虐待しなかった自分は、人として随分成長したのではないかと思う。
夕方、テレビ見ながら夕食の支度をしていると、1歳の女の子が保育園の庭に生えていたミニトマトを喉に詰まらせて死んだというニュース。「○○ちゃんはミニトマトが大好きで、その日の朝もミニトマトを食べたがっていた」というのが自分の良くないツボに入る。
このニュースで思い出したが、自分が子供の頃、妹が喉に飴を詰まらせて窒息したことがある。顔色の悪くなった無言の妹(当時5歳くらい)が、自分と母のいた部屋に走りこんで来たのだ。何が起こっているのか分からずどんどん顔が紫になっていく妹をぼーっと見ていると、看護婦である母は急に妹の足を掴んで逆さにし、背中を強く叩いた。すると妹の口からデカイ飴玉が飛び出した。妹は口に飴を入れたまま転んだために、飴が気管に入ってしまったのである。あの時母が居なかったら、または妹が母のいる部屋に辿り着く前に動けなくなっていたら、妹は大好きな飴玉を喉に詰まらせて死んでいたのである。
夕食はカニかまぼこトマトクリームスパゲティ。風呂に入って息子と娘を寝せ、入力と納品を終えてデスノートを読む。漫画なのに字が多くて読むのが大変だ。2時就寝。