やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

海へ直行

天気は曇り時々雨(青森)。7時に国見を出発したが1時間しか寝てないのですぐ眠くなってしまった。運良く息子と娘が同時に寝始めたので鶴巣サービスエリア(宮城県)に入って1時間くらい仮眠する。朝食にサンドイッチの残りを食べて、その後は快調に走る。雨で80km規制なのであまりスピードは出せないが、それなりに良いペースで行けた。特に岩手県に入ってからは道が真っ直ぐなので走りやすく、気が付くと大変なスピードが出ていた。
青森には12時くらいに到着。腹が減ったので弘前で高速を降り、牛人間が大好きな『満来』というラーメン屋で満来麺と満来飯を頼んで食べる。そこから一気に海の方へ。今日から2泊3日の家族キャンプで、それに現地で合流するのだ。途中、コンビニでカブトムシの餌のゼリーを買った。
キャンプ場には4時に到着。先に着いていた野良ヤギがテントに上半身を突っ込んで何か片付けをしていたので挨拶代わりに尻を蹴る。そのそばに立っていた野良ヤギと同棲中の恋人の王さんには普通に挨拶する。
炊事場に集まっていた親・親戚(この時点では9人。明日には更に9人来る)に挨拶して子供達の顔を見せて、それからテントに荷物を運ぶ。カブトムシは「大きいゴキブリだ」と言って母親に預けた。すでにみんな飲んでいたので自分もノンアルコールビールを飲みながら焼いたホタテや肉を食べる。食べながら子供達に海を見せたり肉やホタテを食わせたり。キャンプ場は風が強くてかなり寒く、防寒着を持って来なかったことで母親に散々嫌味を言われた。忘れていたが夏でも海や山は寒いのだった。
子供達を9時頃に寝せ、その後は父親から旨い日本酒を貰って飲む。自分は主に野良ヤギや王さんと話していた。牛人間は別グループでアニメや漫画の話をしていた。東京に住んでいる自分の従兄が東京在住の彼女を連れて参加しており、津軽弁以外の言葉を話すグループはそこだけなのだ。従兄とその彼女も牛人間と近い業界で働いていて、また同年代でアニメ&漫画好きなため牛人間と話が合っているようだった。
12時を過ぎてからはだんだん皆テントに戻って行き、最終的には父と母と伯母と野良ヤギと自分の5人で飲んでいた。話題は父や母の子供時代のことなど。昔の人というのは、本当に色々な苦労があったのだなあと思う。2時就寝。