やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

同じように育てているのに違う兄妹

8時起床。晴れ。朝食、トーストとバナナと牛乳。
洗濯して、福祉施設内の遊び場に行くことにした。出掛けにお向かいさんに町内会の件を報告。昨日牛人間と話し合った結果、元の町内会のままで良いということになった。隣の町内会はゴミ捨て場は近いが町内会費が3割も高くなるのだ。
ついでに隣のおばあさんに回覧板を渡す。おばあさんはちょうど出掛けるところだったのでバス停の辺りまで一緒に話しながら歩いた。話題は子育てのことや娘の歯並びのことや子供に与える食事のこと。
今日は福祉施設に意地悪をする女の子が来ていた。年は息子より2ヶ月下だそうだが、秋に弟が生まれたばかりなので色々と複雑な心境なのだろう。滑り台の階段に座って動こうとせず、滑りたくて登って来る子を「順番!順番!」と怒りながら蹴るのである。息子はそんな意地悪をされてもニコニコして「順番ねー」と納得していたが、娘は蹴られた瞬間に物凄くムカついた顔になり、1歳以上も年上のその子に猛然と向かって行った。
スーパーに寄って12時帰宅。昼食はかき揚げうどん。娘を昼寝させ、息子は寝なかったので起こしておく。何となくテレビを点けっ放しで昼ドラなどを見てしまった。3時に娘を起こしておやつを与え、掃除機かけて夕食の支度を始める。
夕食はイタリア式ハンバーグ。実家で読んだ『美味しんぼ』に載っていて旨そうだったので作った。息子は作っている間ずっと「ハンバーグおいしそうねー」などと騒いでいてテンションが高かったためか、食べている途中で力尽きて寝てしまった。
息子を寝室に運び、あとは娘とゆっくり風呂に入って、寝かしつけてから寒中見舞いを書く。今年は初めて編集者の方から(2枚だけ)年賀状が届いたのだが、まさか来るとは思わず出していなかったのだ。挨拶の文章など書き慣れないので文面を考えるだけで40分近く掛かり、書き上がったら何となく寂しい感じだったので、最後“加藤山羊”と書いた横に小さくヤギのイラストを入れてみた。何度か練習した上で描いたのだが自分で見て寒くなるくらい下手なヤギで、編集者の方は「だからコイツは原作なんだ」と納得することだろう。ネットして1時半就寝。