やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

夏休みの総決算(色々と酷い目に)

曇り時々晴れ。午前中、牛人間は上の子二人を連れて自転車で(違反の三人乗りで)近所を走り回ってくる。自分は朝から頭が痛くて家で休んでいた。昼前に家を出て、みんなでアピタの『はなまるうどん』でうどんを食べる。次女も外食デビューをした。うどんは大好きなのでよく食べた。
夏休み最後ということで子供に風船を配るキャンペーンをしていて、長女が風船を欲しがるので物凄く長い列に10分以上並んで風船を貰う。長女が風船を飛ばさないように長女の腕に風船を結びつけておいたのだが、長女は器用に糸を解き、貰って30分も経たずに風船は飛んで行ってしまった。天井が高いので普通の大人では手が届かず、長女は半狂乱で泣き続け、弱っていると背の高いお父さんが、親切にも自分の子供の小学生くらいの男の子を抱え上げて、(男の子が)風船を取ってくれた。
男の子とお父さんにお礼を言い、二度と飛ばさないように今度は娘のキャミソールの肩紐に、はさみを使わないと取れないような結び方で風船を括り付ける。しかし、今日の長女は風船を飛ばす運命にあったのだろうか。人込みの狭いところを通った時に風船が何かに引っ掛かり、長女がそれを無理矢理引っ張ると風船と糸を繋いでいた箇所が外れて、もう絶対に取れないような感じで風船は飛んで行ってしまった。幸い、次女の分も風船を貰っていたのでそれを長女に渡すことで納得させたが、風船は飛んで行ったり割れたりで大概トラブルの元になるので今後あまり貰わないようにしよう。
それから隣のビバホームでモップと、冷蔵庫や自分の仕事机(パソコンデスク)にメモを貼るのに使う強力マグネットを買う。マグネットは、野良ヤギの披露宴の時に帰り際にお客に渡すプレゼントとして飴と一緒に配っていたのを愛用しているのだが、家族の人数分4個しか貰えなかったので、ずっと同じ種類のものを探していたのである。文房具コーナーで見つけて衝動買いしてしまった。もともと持ってたのは消防車・パトカー・カエル・イチゴの4個だったので、それとは違うシリーズの渋い野菜のマグネット(6個入り)にした。

3時半帰宅。頭が痛いので横になっているとお母さん友達から「今晩公園で花火やるけど来ない?」というお誘いのメールを頂く。頭は痛いが青森のキャンプで花火の残りを貰ったのをやり忘れたままになっていたのでちょうど良い。行きますと返信して頭痛薬を飲み横になる。夕食は牛人間がマーボー豆腐を作ってくれた。
食後、花火を持って公園へ。自分達家族は花火だけを持っていったのだが、みんなビールや(子供用に)ジュースやアイスをたくさん持って来ていて、それを配り合っていた。手ぶらで行った自分達は一方的にご馳走になる。気の利かない夫婦でホントすみません。
花火が終わり、後片付けして家に帰ってきたのが8時。風呂に入って子供を寝せて、明日から幼稚園が始まるので持っていく道具など準備する。夏休みの間、粘土や椅子に敷くクッションなどを全部持ち帰っているので結構な荷物になるのだ。ところが、幼稚園の手提げ袋(入園前に手作りしたやつhttp://d.hatena.ne.jp/ieyagi/20080307)が、なぜか2枚のうち1枚しか見当たらない。しまっていそうな場所を家中探し回ったが結局見つからず、もしかして古雑誌などの間に畳んで挟まれていて捨ててしまったのではないかと不安になる。
牛人間にまで手伝わせて大分探したが、手提げ袋は出て来なかった。探すのを諦めたあと、牛人間は「もしかして幼稚園に忘れて来たんじゃない?」と楽観的なことを言ったが、自分にはもう二度とあの手提げ袋は戻って来ないように思え、重い気持ちでベッドに入った。0時半就寝。