やぎのくらし

小説家で漫画原作者の矢樹純のブログ

甘やかす以外ないのです

7時15分起床。曇り。朝食はトースト、ウインナー、トマトポタージュ(インスタント)、ミルクコーヒー。
洗濯して息子を送ったあと、下の子達を連れて障害者施設内の子供広場に行く。ここには区の保健センターから派遣された保健士さんが常駐していて、育児の相談に乗って貰いつつ子供を遊ばせることが出来るのだ。
長女は夏以降赤ちゃん返りが続いているのだが、正月明けから更に状態が悪化してきた。おしっこを出す間隔が短くなって(子供が不安定な時にそうなるらしい)トイレトレーニングが進まなくなり、一旦トレーニングを止めてオムツをはかせて過ごしていたら、今度はうんこまでオムツにするようになった。ここ1週間、そんな状態である。出たことを教えてもくれず、気にしていない。
あと、聞き分けが異常に悪くなった。例えば「(本物の)お金で遊びたい」と言われて、「お金はおもちゃじゃないからダメ」と言い聞かせても、全く納得しない。こうなると、こちらが何を言っても「お金で遊びたい」以外の言葉を発しないのだ。最終的にキツく叱られて泣くまで、同じことを言い続ける。
それに加えて、着替えを自分でしなくなり、ご飯も自分で食べなくなり、手の掛かることこの上ない。ここしばらく困っているので、一体どうしたらいいのか、今日は保健士さんに相談してみた。保健士さんは「下の子が赤ちゃんの時は良かったけど、それが今、だんだん赤ちゃんじゃなくなってきて、脅威に感じているのかもしれないですね」と言った。“赤ちゃんに親の愛情を取られてしまう”という不安は、弟妹が本当の赤ちゃんの状態よりも、むしろ自分と同じように歩き出したりした時に強く感じるということだろうか。
対処法は、「とにかく甘やかして、“甘えたい”・“親を独占したい”という欲求を満たしてやる」こと以外に無いらしい。4月に入園を控えているので、落ち着いた精神状態で新生活を始めさせるためにも、ちょっと大変だが、長女を一人っ子待遇で甘やかしていかなければ。
あと、“同じことを言い続ける時”(←これも「親を困らせることで親が自分の方を向いてくれるから」ということらしい。要するにグレているのか長女は)などの具体的なやり過ごし方も教わる。叱るよりも、“抱きしめて謝る(「ごめんね。それは出来ないんだよ」みたいな感じで)方が効果的”とのことだった。心からじゃない謝罪をすることは得意なので、いくらでも謝ってやろうと思う。
帰り道にスーパーと八百屋で買い物。夕食を中華丼にするつもりでチンゲン菜を買いに八百屋に寄ったのだが、店に入るなり公明党支持の八百屋の主人に「今日、小松菜の良いのが入ってるよ!チンゲン菜なんかより、よっぽど美味いからね!」と声を掛けられた。そんなことを言われた上でチンゲン菜は買いにくいなあと思いつつ店内を見回すと、八百屋はチンゲン菜を切らしていた。小松菜は安い上に本当に立派で、チンゲン菜の代わりに使えるか分からなかったが、とりあえず買って帰った。
昼食はかき揚げうどん。息子を迎えに行って花に水をやって、そしてレイトン教授。ついに全てのナゾを解いたが、最後の一番難しいパズル問題は攻略サイトを見ながらやった。最近長女のことでかなりエネルギーを取られているので、あれを真面目にやる気力はなかった。
レイトン教授をやっている時、長女がまたオムツにうんこをした。前回失敗した時に「うんちが出たらちゃんと教えてね」と言っておいたのだが、長女が突然自分のところに来て、コタツで寝ている次女を指差し「○○(←長女の名前)ちゃんは臭くないの。赤ちゃんが臭いんだよ」と言った。で、明らかに長女がうんこをもらしている訳だが、こういう場合「教えてくれて偉いね」と褒めて良いものだろうか。
夕食、カレーが少なくなってきたので、子供はカレーライスで、大人は中華丼にする。小松菜はチンゲン菜と同じように事前に茹でずに入れたのだが、全くエグ味が無くて美味しかった。これは公明党支持の八百屋主人お勧めの小松菜だからであって、普通の小松菜で同じ調理方法で作ったらエグくて食えないと思う。それと、レタス・キュウリ・ハム・ミニトマトのサラダとらっきょうの漬物も食べた。
今日は20時半過ぎに牛人間が帰ったので、子供達に顔を見せてから寝かし付け。その後自分は校正やりつつ、長女についての相談の結果を牛人間に教える。牛人間は、以前から長女の問題行動を「あれは甘えてるだけだと思うよ」と言っていた。自分としては“甘えているのは分かってるけど、それにどう対応したら良いか”を保健士さんに相談したのだが、牛人間は相談結果を聞いて「ほらね!甘えてるだけだったでしょう!」と満足そうに言うばかりで、まるで話が噛み合わなかった。DSやってる時に話し掛けたのが悪かったか。
23時半、校正を終わらせて、洗濯物畳んでブログ更新して日記書いて1時就寝。ベッドの中で、遠くに消防車のサイレンを聞く。